13/02/10 吉備路・下津井
2/10(日)晴 岡山-吉備路自転車道-倉敷-茶屋町-下津井電鉄跡-鷲羽山-玉野 82km ルート図
2月の3連休のツーリング。前日に往復の新幹線と宿だけ決めて出発。初日は移動だけ新幹線で岡山駅まで、駅近くのビジネスホテルにチェックインした。
ルートは決めずに来たのでチェックイン後に考える。下津井電鉄線路跡のサイクリングロードは決めていたので、その前後をどうするかと調べていたら、吉備路自転車道の情報を知ったので、岡山からまずは吉備路自転車道へ、その後は倉敷経由で下津井電鉄線路跡、最後は下津井から玉野温泉までとした。
快晴の空、予報では今日明日といい天気になりそうで嬉しいが寒いとのこと。
8時にスタート。岡山電気軌道の路面電車とすれ違う。JR岡山駅から山陽本線の西側に出てから、津島運動公園に行く予定だったが、信号を渡る場所がうまくなくて運動公園の西側でR53に合流。岡山中央病院前から吉備津自転車道に入る。
川沿いの道を進むと街から離れ広々とした景色に中に出る。かなり寒くて手がかじかんできたので、自作の防寒用グローブを付ける。自転車道が笹ヶ瀬川沿いから砂川沿いへ移ると、JR吉備線と並行するルートでまずは吉備津彦神社に到着。
吉備中山を周るとすぐに吉備津神社であるが、ゴールまでの距離と時間が見えないので参拝せずに先へ進むこととした。
広い水田の中の農道をあちこちで曲がりながら自転車道は続いている。曲がり角には標識があるので安心だが、逆に言えば標識がなければ絶対にわからないコースだ。
前方に見えてきた小高い丘が造山古墳(つくりやま)、前方後円墳で墳丘の長さ350mは長さとしては国内4番目の規模であるとのことだが墳丘に集落が存在している。
総社市に入り、吉備路自転車道のページでは必ずと言ってほど登場していた備中国分寺の五重塔が見えてきた。
ここで自転車道から離れて南へ。R429で倉敷へ向かう。倉敷駅から商店街を抜けて美観地区へ。多くの観光客で賑わっている。美観地区を一周りして、下津井電鉄の始発駅だったJR茶屋町駅へ。
茶屋町駅から下津井電鉄線路跡のサイクリングロードが始まる。しばらく左手に瀬戸大橋線の高架橋が平行している。茶屋町駅から児島駅までは1972年に廃線となったので、すでに40年が経っている。ホーム跡も残されているが、駅名標の文字が殆ど消えかかっている。
瀬戸中央自動車道のインターチェンジをくぐり、福江からは緩やかなカーブを曲がりながら山を登っていく。
峠を越えて下れば児島の街に到着。
旧児島駅の駅舎内からホームを抜けた先の線路は「風の道」。ここから終点の下津井駅までの区間は廃止されのが瀬戸大橋開通後の1991年で、架線柱やホームもしっかりと残され、鉄道の雰囲気が充分に残されている。。
児島の街外れから山腹を上って行く。瀬戸内海と児島ボートレース場が見えてきた。レースが開催中でちょうどスタートしたところだった。
鷲羽山駅跡から20分程歩けば鷲羽山山頂へ。瀬戸内海と多くの島々、瀬戸大橋の続く先はすぐ四国だ。
鷲羽山駅跡から下れば終着の下津井駅跡。数量の車両が保存されている。下津井駅からは下津井港、下津井の路地を抜け、下津井瀬戸大橋の下へ。
あとは海岸沿いで宿に向かうだけ。久須美鼻を越えて児島の市街からはR430で一本道。瀬戸内海、瀬戸大橋、四国を眺めながら進んでダイヤモンド瀬戸内マリンホテルに着いた。