出雲駅伝(2019)AI順位予想-準備【風を考察】+台風19号の影響は。

2019年10月11日箱根駅伝

※10/11追記 台風19号と出雲の気象

10/11 11時現在、台風19号は10/14にはカムチャッカ半島の東岸沖にまで至る予報となっています。山陰地方は大陸の高気圧に覆われ、晴れときどき曇り、最高気温は23℃、風も強くないと考えられます。
好記録が期待できます。
AI順位予想は早めにUP予定。

10/8追記 台風19号

10/8 11時現在、台風19号は10/12に紀伊半島南方から東海地方に進み、10/13朝には関東~東北地方に到達する予報です。 従って山陰地方には台風の影響は少ないと思われますので、10/14の出雲駅伝の開催は大丈夫ではないでしょうか。

※10/6追記 台風19号

台風19号が心配です。今後猛烈な勢力の台風に発達すると考えられており、ウェザーニュースの天気図によれば、いまのところ13日~14日にかけて、接近することが予想されています。
5年前の2014年大会が台風の影響で出雲駅伝は中止となりました。大会当日は台風が通り過ぎ、天候は回復状態でしたが、警察、自治体などの 大会運営に関わる 関係者のことを鑑みると、中止もやむを得ないことでした。
まだ1週間前ですので、今後の台風の進路に注視したいと思います。

以下 9/25初期版

いよいよ駅伝の季節がやってきました。まずは10/14に出雲駅伝(第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走)が開催されます。

風を考察

昨年からAI(人工知能)による順位予想を始めました。予想と結果は別途リンクから参照ください。それで、今年はさらにデータの拡張を図ろうということで、コースの進行方位と、大会当日の風向、風速を取り入れてみることにしました。

データ

コース地図

出雲駅伝コース・オンラインナップ

進行方位分布図

1区から6区各区間ごとの進行方位の分布図を制作しました。

図の制作方法は、方位を8分割し各区間の進行方向の方位の距離積算し、方位ごとに扇形の大きさに展開しました。

出雲駅伝のコースは、反時計回りに1周+1/4周の周回ルートなので、区間ごとに方位がほぼ固定し、大きく異なることが分かります。つまり、当日の風向・風速による影響が少なくないと言えます。

風向・風速

次に過去10年間の風向・風速をまとめました。データは気象庁アメダスの出雲および斐川観測所の大会当日14時のデータによります。(※9/26修正)

2014年は台風の影響で中止となりました。

結果を眺めてみて分かることは「南」という文字が出てこないことです。基本は北風ですが、東寄りか西寄りかは当日の天気次第ですね。ただし、北寄りに近づくほど風速が大きくなっていることが分かります。
また、コースの北側には島根半島の山がありますので、純粋に海からの風でなく、山を回り込むことから、場所、時間帯による細かな変化が多そうです。

考察

各区間の進行方向分布と、過去の風向風速データから、各区間ごとの影響は以下となります。

【1区】 追い風基調
【2区】 やや向かい風
【3区】 ほぼ向かい風と横風
【4区】 ほぼほぼ追い風
【5区】 東寄りか西寄りかで大違い
【6区】前半と後半で変わる

駅伝ファンの方なら当然知っている内容かと思いますが、定量的にまとめてみました。向い風、追い風に強い選手がどのようにエントリーされるかも楽しみです。

エントリーが出ましたら、本データを含めて順位予想に入りたいと思います。

-続く-

参考リンク

過去の駅伝順位予想一覧 ページ下部のリンクから参照ください。