10/07/17 奥能登ツーリング1日目
10/07/17(土) 能登空港-三井-輪島 25km 晴 ルート図
能登空港へは14:45発の午後便に搭乗する。3連休初日であるが、午後の羽田空港は閑散としていた。
都内-大宮-秩父-佐久平-安曇野-北アルプス-黒部ダム-日本海-能登半島と、空路では1時間ほどであっという間に到着した。
空港内でパンフレットをもらったり自転車の準備をしているうちに、多くの人々はすでに出発していて、空港は閑散としていた。
16時スタート、今日は空港から20kmほどだけ走り、輪島で宿泊である。距離も短いし下り基調なので気は楽である。
まず県道303号、高台にある空港のアクセス道路の下り坂をゆく。まずはコンビニで水分補給、関東に比べて少しは涼しいかと思っていたが、ほとんど変わらない。道路標識の気温表示が34℃になっていた。
県道271号から県道1号に入ると、左側に七尾線跡が見られる。七尾線は1991年にのと鉄道となり、2001年に穴水~輪島間が廃止された。
県道から左に別れる道に入ると古い商店街の雰囲気がする。ストリートの途中に能登三井駅跡があり、駅舎や駅名標が残されている。
河原田川に沿って下り、トンネルを抜けて国道のバイパスを右に入ると次の能登市ノ瀬駅跡へ。この駅跡には遺構はほとんど見られなかったが、この先の路面が未舗装の散歩道で残っていて、ちょうど犬の散歩をしている姿が見えた。
道の周辺がしだいに活気づき郊外店が現われ、輪島の市街へと入る。
輪島駅は「道の駅ふらっと訪夢」としてきれいに生まれ変わっていた。駅横には15年前に泊まったステーションホテルが当時のまま残っていたが、街中はずいぶん綺麗になった。
朝市通りから、いろは橋を渡り輪島港へ。目的地を宿の設定していたがGPSのルートが路地中のとても細い道となってしまったので、いったん大通りに出直して一丘越えて袖ヶ浜に出た。一気に様相が変わり、きれいな海岸線が広がる。
今日の宿「輪島温泉八汐」に到着後、夕食前に近くに出かけた。袖ヶ浜の先の狭いトンネルを抜けると鴨ヶ浦で、その先がさっき通った輪島港の街だった。
宿の部屋から袖ヶ浜に沈む夕陽を眺め終えると夕食。今回は直前に予定を立てたので、ちょっと高めの宿になったが、夕食はとても美味しかった。