06/04/01 静岡駅から清笹峠を越えて川根町桜まつり

2018年3月7日サイクリング

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ルート 静岡駅―藁科川―清笹峠―川根温泉―家山―大井川―島田―六合駅
距離 78km
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今回のサイクリングは、土日の天気とか仕事とか、不確定要素がいっぱいあったため、ルートを考えたのは前日の金曜の夜になった。
どこかで桜を見に行こうと、ネットで検索していて見つけたのが大井川鉄道家山駅近くの「家山の桜のトンネル」 →川根町ホームページ
そこで川根町を通るルートを検討して、静岡駅-清笹峠-川根町-島田にした。もうちょっと頑張れば千頭、さらにさらに頑張れば井川までも行けるかなと夢見たが、そこはいつの日か一泊コースで行ってみる事としよう。
清笹峠経由でも計画距離は70km。ピークは清笹峠の600m強である。いつもなら交通量の少ない裏道を探してみるのだが、時間がなかったため幹線道路ルートでGPSに入れた。


静岡駅を9時過ぎにスタート、市街地を通り、安西橋で安部川を渡る。安西橋は川上側に歩道もあったが、反対側も路肩が広く安心して走れる、サイクリストに優しい橋だ。◎をつけたい。
1号バイパスを潜り、藁科川へ。土手沿いの道は地図では二重線だったが、実際には細かい砂利の歩道であった。しかし、穏やかな川の流れを見ながら走るのは気分が良い。
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まもなくR362に出て、コンビニで昼食と水を買っておく。R362は広い歩道が続く先に第2東名の高架橋が姿をあらわした。
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第2東名の下には一般道の橋が掛けられている。ここで藁科川の右岸に渡って川上へ向かう。
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交通量の少ない道をゆく。工業団地を抜けてさらに進み、細い道を少し登ると川中に桜並木が見える場所に出た。
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R362へ戻り、富沢地区を過ぎると道も細くなってゆく。井川方面の分岐の交差点を左折。ここまで数人のサイクリストとすれ違った。井川や千頭方面から来たのだろうか。
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藁科川の支流の黒俣川へ、川沿いに左右にカーブしながら次第に標高を増やしてゆく。
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久能尾からいよいよ清笹峠への道へ。
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坂野地区ではいくつのもヘアピンカーブで一気に標高を上げる。
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板野地区の高台に鎮座する黒俣の大イチョウ
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標高が上がると茶畑がなくなり、森の中の急坂を淡々と登ってゆく。300mから600mまで49分で上ってきた。100mあたり約18分なので、久しぶりの峠アタックではまあまあである。
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ようやく標高620mの清笹峠へ。最後の上りを一気にいったが着いてみればなんともない峠だった(^^)。ここでもまだ静岡市。峠の先は藤枝市である。
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峠でお昼かなと思っていたが、食べる場所がないので下り始める。途中登り返しがあったが、その他はほとんど漕がずにどんどんと下る。
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標高が400mを切ると茶畑が復活した。
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下ってきて最初の街、出本で小学校の脇に桜並木を発見した。400mトラックが余裕で取れるのではないかと思うくらいの広大なゲートボール場の隅の桜の下の昼食にした。
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笹間川に沿って上ったり降りたりしながら川根に向かうと、高日向地区で道の先に白い葉に覆われた木を発見。なんだろうと近づいたら巨大な山桜だった。ソメイヨシノに比べて小さい花びらが風に吹かれると花吹雪となって舞ってゆく。
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笹間川はダムに近づきやがて広大な河原に姿を変えた。笹間川ダム湖はまるでカナダのモレーン湖のような鮮やかな緑色をしている。
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千頭方面からの道と合流すると車が増えるがトンネル手前で左に入って笹間川ダムを眺める。
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ダムから下ると、遠くの山間に大井川鉄道の鉄橋が見え、まもなく道の駅川根温泉に到着。ここは温泉が併設されていてとても賑わっている。裏手には大井川と大井川鉄道の鉄橋が。SLの時刻も表示されていてSLを眺めるにはいい場所である。
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さて、大井川沿いに出て下流に向かうのだが、がこの先は坂を登ります。丘に登ると先ほどの鉄橋がさらに良い感じに。まもなく元近鉄特急の車両が橋を渡っていった。
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と、その先に「SLの見える丘公園」があり、ここでは桜と一緒に撮影できるようになっている。SL待ちのカメラマンが数人待ち構えていた。
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駿遼橋で大井川を渡って家山へ。道沿いとか川沿いとか山のほうとか、もうあちらこちらが桜色になっている。駅裏の川沿いを走って線路を潜って駅へ戻る。家山駅では列車待ちの乗客がホームからあふれんばかりにいてびっくりした。
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家山で一番有名なのが大井川鉄道沿いに1km続く桜のトンネルである。ここにもSL待ちのカメラマンがたくさん。
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道沿いも桜のトンネル。いい場所なのだが、雲が覆ってきて写真写りが悪くなってしまった。
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大和田駅を過ぎると大井川鉄道はトンネルへ、道は大井川に沿って回り道をする。
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福用駅を過ぎると地蔵峠への登りに差し掛かる。そろそろSLが来る頃だと待っていたが来ないので、あきらめて登り始める。大井川とレールをはるか下に眺めるようになり(途中で汽笛が聞こえた)、100m位上って地蔵峠に到達した。地蔵峠は新道のトンネルがあるが、ちょっと遠回りして旧道で峠を越える。
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地蔵峠を越えて眼に飛び込むのは金谷、島田の街。ここからは一気の下りで大井川橋まで走り、島田の街を抜けた先にある日帰り温泉で一日の疲れを癒しに行く。
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お風呂に入って一息ついて帰路へ。近くの六合駅へ向かう途中の大津谷川の夜桜。今日一番きれいな桜だったかも(^^)
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そしてすっかり日も暮れた六合駅に到着。今日は桜もたくさん見ることができ、いい道をたくさん走ることができて満足の一日であった。