出雲駅伝(2021)結果-暑さと風が選手そしてAI予想にどう影響したか

箱根駅伝

出雲駅伝結果-AI予想との差

出雲駅伝が無事終了しました。まずは結果とAI予想との差の一覧です。

結果はご覧の通りでした。東京国際大が前半からトップに立ち、アンカービンセントはほとんどテレビに映らないほどの圧勝でした。
そして、予想はといえば順位はともかくタイム差の乖離が…。前回記録を参考にしたのですが大幅に間違いました。

気象条件-過去大会との比較と走りへの影響

では、その原因として気象条件を見ていきましょう。「過去大会の気温、風速風向データ」そして「各区間の全選手の平均速度」をまとめました。

今大会の特徴は「30℃越えの暑さ」と「南西の風」。いずれもここ10年の大会では初めての気象条件でした。
まず、例年20℃前後の気温なのに30℃以上の気温、日差しも強かったので体感温度はさらに高かったでしょう。そして、風向もこれまでなかった「南」の文字が初登場しました。微風かと思っていた風速も、幟が強くバタつくほどの強さでしたね。今年は特異な気象条件での大会になりました。

次に選手の記録です。各区間の平均速度を見ても、例年追い風となるのに向かい風となった4区、5区が大幅にダウン、逆に風に恵まれたはずの3区でも記録が落ちているのは暑さの影響でしょうか。

もしかして東京国際大の監督さんがここまで考えていたとすると、素晴らしいです。

ということで、次の全日本大学に向けて行きたいと思います。

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