電動折りたたみ自転車【ベネリ mini Fold 16】の登坂性能を確認しました
電動アシスト折りたたみ自転車
![](https://i0.wp.com/gcy.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/DSC_0805b.jpg?resize=1024%2C548&ssl=1)
2001年に折りたたみ自転車「BD-1」を購入し、20年間(途中で2代目に更新)日本各地を走り回ってきました。
しかしながら体力がしだいに衰えていくので、それなら「折りたたみの電動アシスト自転車はないか?」ということで探したところ、この「ベネリminiFold16」を見つけて2021年6月に購入しました。(詳細は多くの方が解説されていますので、それぞれご確認ください。)
それから色々と試してみたり、カスタマイズをしていますが、一番気になることは「いったい何km走るのか?」「山は登れるのか?」ということでしょう。
・ということで、今回はいちばん重要な登坂性能について記事を書きます。(※輪行・小細工についてはまた別の記事で。)
試験コース・条件
試験コースは長野県長野市若穂地区から「長野県道34号長野菅平線」で菅平高原までです。上り返しがなく、前半と後半に変わりますが、ほぼ一定の勾配が続くという、試験としてはとてもいい条件のコースです。距離は12km、標高差は920mとなります。
![](https://i0.wp.com/gcy.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/若穂菅平地図.png?resize=799%2C652&ssl=1)
走行ルート
バッテリーはほぼ新品で満充電状態から、念のため予備バッテリーも持参しています。足の力の入れ方はBD-1で山を上るのと同じくらいの力、1日サイクリングしても問題ないくらいのほどよい力具合です。
試験結果
それでは結果です。タイムは1時間21分、BD-1だったら2時間は軽く越えるはずなので、かなりのアシストを得られました。
勾配は前半6kmが平均5%、後半6kmが平均10%くらいでしょうか。
![](https://i0.wp.com/gcy.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/紅梅図-1.png?resize=625%2C463&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gcy.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/速度.png?resize=619%2C472&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gcy.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/標高バッテリー-1.png?resize=898%2C385&ssl=1)
平均速度と各種データ一覧です。
ハンドルには電動ユニットのコントローラーがついています。モードはhigh・mid・low・offの4段階設定。
POWERは5段階で表示されます。まあバッテリー残量と見ても良いと思いますが、「 POWER 」と言うとおり、減っていくとアシスト性能が落ちてきます。
最初はmidモードで走りました。勾配5%では快適です、軽い力でどんどん走れます。しかし勾配が10%となり「★★★」となるとだんだん速度が出なくなりましたので、 「★★★」 後半でhighモードに変更しました。一旦は快適になりましたが 「★★」になるとアシスト力が低下して速度が出なくなりました。こうなると結構足の力も使います。グラフを見るとわかるようにどんどん遅くなっていますね。
それでも「★★」→「★」になったところで、菅平高原に無事着きました。予備バッテリーを使わずに上れました。
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まとめ
今回以前にも、何回か別の場所を上りましたが、「ベネリminiFold16」の登坂性能は満充電で標高差1,000m弱といったところでしょうか。ヤビツも大丈夫ですねw。まあ、乗る人の体重、力、モード設定でもだいぶ変わるかと思います。
あと、ちょっと気になっているのはある程度上っていくと、挙動がおかしくなることがあります。今のところは電源の入れ直しや、休憩させることで回復するので大丈夫ですが、気になるのでメーカーに問い合わせ中です。何か分かりましたらお知らせします。
風景
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写真のように、だいぶカスタマイズしています。これらはまた別の記事で紹介します。
それではまた。