自転車保険の更新と鎖骨骨折の振り返り
自転車保険の更新時期となりましたので、1年間の申し込みをしました。
保険は現在と同じく【au損保の自転車向け保険「Bycle」】です。
保険の補償内容としては一般的な入院・手術・通院・個人賠償などとなっていますが、自転車保険としての特徴としては
- 「自転車事故によるケガの場合は2倍補償」
- 自転車の事故、故障時に自力走行不能時にサービスカーで搬送してくれる「自転車ロードサービス」
となっています。
「自転車ロードサービス」は嬉しいのですが、以下の一部離島では現在のところ対応外とのこと。地図から見たところ(参照)では以下の島が対応外(対応拠点構築中)の模様です。
利尻、礼文、奥尻、佐渡、伊豆諸島。淡路島、小豆島、隠岐、対馬、壱岐、五島列島、種子島、奄美諸島、宮古、八重山諸島 |
訪れたことのある島が多いのですが、地形が厳しい島が多いので、ぜひ早急に対応してほしいものです。
【実例】自転車保険と鎖骨骨折の経緯
10年以上前の話になりますが、転倒による鎖骨骨折と自転車保険について振り返ります。
自転車保険に加入
2006年3月に、当時としては珍しかった自転車保険の「ゼネラリ保険の自転車総合保険」に加入しました。
転倒・鎖骨骨折
保険加入3ヶ月後の2006年6月、富士山須走口五合目からの下り中に転倒し、鎖骨骨折しました。
【手術前】
症状は「右鎖骨遠位端骨折」。右から左へS字を描いているのが鎖骨で、左端が骨折箇所。上に飛び出しているのがわかります。
【手術後】
折れた箇所を元に戻しプレートで固定しました。内側の鎖骨は2本のネジで固定し、外側の鎖骨は短いのでプレートから出ているフックで骨をつかみ、ネジで固定しています。
プレートに沿って上にCの字が点々としているのが縫合用のホッチキス17針で、こちらは1週間後に撤去しました。
【抜釘(ばってい)手術後】
鎖骨が整復されるのを待ち、プレートを入れてから6ヶ月後の2006年12月にプレートを抜く抜釘手術をしました。
診療費と保険金の内訳
症状:右鎖骨遠位端骨折
病院支払額(健保自己負担3割)
・入院手術(整復)12.1万
・通院13回 2.5万
・入院手術(抜釘) 6.3万
診断書
・診断書2通 1.0万
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支出計 -21.9万
保険金
・健保高額医療給付 11.9万
・生保手術入院特約 5.5万
・自転車保険 7.5万
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収入計 +24.9万
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トータル +3.0万
トータル3万のプラスでしたが、病院以外にその他もろものの出費も当然あったので、トントンだと思います。自転車保険に入ってて良かったと感じました。
その後
以降10年以上経ちましたが、その後は事故、ケガはなく、故障で走行不能となることもなく、自転車保険は常に継続しつつサイクリング生活を楽しんでいます。