04/08/21 道東サイクリング7日目
■16/7/3新規追加
コース | 釧路-別保-達古武-釧路湿原駅・・・遠矢駅-釧路湿原道路-釧路空港 |
距離 | 63Km |
グレード | ★★ |
走行日 | 2004年08月21日 |
8月21日 晴後曇一時雨
釧路は台風一過の青空が広がり、少し肌寒い風が残っている。
最終日の今日は14:30の飛行機に乗るので、まず東へ行き釧路湿原展望台に入った後、釧路湿原道路で湿原を西に縦断して釧路空港まで行くこととした。
6:30、釧路駅前から東へ向けてスタート。釧路川を渡って川沿いをR44の交差点へ行く。
R44は交通量多くて路肩が狭く、ちょっと走りづらい区間である。別保駅(べっぽ)の先で道道1003号遠野別保線に左折し、オビラシケ川に沿った道を日陰の中走る。
東遠野の丘を越え、R39に合流して仮藍峠を越える。
朝早い達古武湖は風もなく、水面が鏡のように景色を映し出している。達古武湖の遊歩道をゆっくりと走る。
達古武湖畔
細岡駅に立ち寄り細岡展望台へ向かう。道路間近に釧路川が現れる。昨日の台風の影響で茶色く濁っている。コイヘルペスでコイの持ち出し放流遺棄の禁止の看板が設置されていた。
中の沢踏切を渡って、坂を上っていけば釧路湿原国立公園細岡展望台に着く。
展望台から見える釧路川に親子鹿が見えた。出発時は快晴であった空に次第に曇が広がってきた。ダート道を下って釧路湿原駅へ。隣の遠矢駅まで輪行する。
遠矢駅からは南へ1Km南下したセイコーマートの交差点「鳥里1」を右折し、釧路湿原道路へ入る。
釧路湿原道路へ入る
「釧路湿原道路」は2003年に開通し釧路市大楽毛―標茶町阿歴内間総延長34kmの道である。路肩の狭い道を行く。新釧路川橋より北側に歩道がある。湿原の中を南北に一直線に流れる新釧路川、橋途中の2箇所の街路灯にボタンがついていて、押すと音声が出る装置が設置されている、ボタンを押すと歌が流れた。
新釧路川橋から西側
途中、歩道上に鹿の骨が転がっていた。5kmの直線道路が終わり北斗展望台が間近になると道は南西方向へ大きくカーブする。歩道はここまでで途切れた。
2~3kmほど行くと釧路阿寒自転車道の看板があり、自転車道へ入る。
自転車道
この自転車道は廃線跡に作られた。雄別炭鉱鉄道といい、釧路駅~雄別炭山駅間約44Kmを、大正12年から昭和45年まで走っていた。
草むらの遠くに親子3羽の丹頂鶴が見えた。何かを食べながら歩いている。ずっと眺めていると次第にこちらのほうへ歩いてきた。
釧路市丹頂鶴自然公園によって釧路空港へ。空港への上り坂を登りきると480kmに渡った今回のルートの終着点。
釧路空港での自転車を預けるときのチェックは羽田と同じ、羽田ではチェックされなかったオイルも匂いをかいで確認していた。
搭乗ロビーで「いわしのほっかぶり寿司」と「釧路春採そばずし」で遅い昼食をとって、JAL1146便にて羽田空港へ向かった。
■おわりに
七日間、一番の気がかりだった天候も台風の1日を除いては恵まれ、晴れて暖かい日が続いた。ウェアも長袖は峠の下りのときに着たがあとは半そでで十分であった。
水は買える所も限られるので、早め早めの補給が大事。補助食料も役に立った。
道路状況は良いところが多く、特に路側帯が広い道は普段なかなかないので、気分よく走ることができた。
最後に、手を振ってくれた数多くのライダー、チャリダーの皆さんに感謝します。