箱根駅伝AI順位予想 過去16大会の大学別予想誤差まとめ

箱根駅伝

毎年、箱根駅伝の順位予想をしています。最初に始めたのが第83回(2007年)からで、今年の第98回(2022年)まで、計16回予想してきました。
そこで、これまでの予想と結果からこれまでの順位予想のまとめをしてみます。

大会ごとの評価

まず大会ごとの評価ですが、評価方法は以下のとおりです。
評価値 = 各大学の(結果順位-予想順位)の絶対値、の合計数 / 完走数
※途中棄権があった場合は、その大学は予想から除きます。
※オープン参加も含めています。つまり正確には「順位」でなくて「順番」と言うことになります。

ということで、今年は結構あたったのですが、それよりも初めて順位予想をした2007年が一番当たっていました。ビギナーズラックで喜んだのが、継続になりました。

大学別誤差分布

次に大学別で見てみましょう。
各大学ごとに予想と結果の順位差と誤差(順位差の絶対値)をまとめ、その平均を取ります。
早稲田大学の例では16回出場しており、誤差平均は2.13、順位差平均はー0.13でした。

大学別の結果例

では、今回一番まとめてみたかった大学ごとの分布図です。

グラフ解説

横軸が平均順位差、縦軸が平均誤差です。

筑波大は1回出場し、予想順位通りでしたので平均順位差、平均誤差ともに0です(ドンピシャ)。同じく駿河台大も1回出場で予想との差が1でしたので近い位置にあります。

他の大学は出場回数も多いので、ばらつきが出てきます。そうすると「よく当たる」と「当たらない」、「予想より下が多い」と「予想より上が多い」との特徴が出てきますね。

まずは点線で囲いましたが、予想より下グループと予想より上グループが見られますね。どうしてかはよくわかりませんが、私の頭の中ではだんだんとイメージ化されています。

中央の上の方は予想がよく当たる大学ですが、これは強豪、あるいは順位が下の方だと予想された学校が多いですね。順位的には大きくははずれないので。
駒澤大は予想はいつも上位なのではずれる場合は下となってしまいます。東京国際大はまだまだ歴史が浅いので、上位予想が少し設定されづらいところがあります。

誤差が大きい山梨学院、明治、日大、神奈川、順天堂、法政、城西などはシード権争いが多いことからなかなか予想も難しいところです。

最後に右下にぽつんと存在している創価大学は、昨年の【予想17位・結果2位】という誤差15!(史上最大)が大きく影響しています。

ということで、このグラフを筑波大へ近づけていくのが目標です。

資料

最後に素データを載せておきます。