18/06/04 別海から厚岸・釧路
2018北海道ツーリングは3日目。別海から浜中、別寒辺牛湿原を経て厚岸まで。観光的にはとてもマイナーなルートです。厚岸からは輪行で釧路で宿泊。
コース
07:45 0.0km 40m べっかい郊楽苑 08:00 3.8km 40m 別海町別海 08:04 5.0km 40m 道道123号線 08:28 10.0km 20m ^ 08:51 15.0km 20m ^ 08:58 16.2km 30m 上風連 09:00 16.5km 40m 別海町上風連 09:17 20.0km 20m 道道123号線 09:43 25.0km 40m ^ 10:00 27.7km 60m 浜中町茶内西 10:10 30.0km 50m 道道123号線 10:30 34.2km 70m 茶内PA ~10:55 10:56 35.0km 70m 根釧国道 11:00 36.3km 40m 浜中町茶内西 11:08 38.1km 40m コープはまなか茶内 11:09 38.4km 50m 茶内駅 ~11:19 11:20 39.1km 40m コープはまなか茶内 ~11:52 11:56 40.0km 50m 道道506号線 12:00 40.6km 50m 浜中町茶内西 12:17 45.0km 10m 根釧国道 12:33 49.1km 10m 糸魚沢駅 ~12:42 12:46 50.0km 20m 根釧国道 13:00 52.5km 10m 厚岸町別寒辺牛 13:11 55.0km 10m 根釧国道 13:38 60.0km 10m ^ 13:45 61.4km 30m 北海道 ~13:56 14:00 62.6km 10m 厚岸町港町 14:06 64.0km 10m 北海道 ~14:24 14:29 65.0km 0m ^ 14:35 66.0km 10m 厚岸駅
酪農王国別海(べっかい)
3日目もいい天気となった。早朝に温泉に入りに行くと、玄関前で実業団ランナーが朝練中だった。
べっかい郊楽苑を出発。パイロット国道から道道123号線で南へ。昨日の記事にも書いたが、別海町の牛の数は日本一多い12万、彼らが佇む大規模牧場を左右に見ながら、とことん真っ直ぐに緩やかにアップダウンする道を行く。
今日は月曜日、行き交うのはトラック、バン、軽トラなどの仕事関係が多く、牛乳運搬のタンク車もちらほらと。朝の澄み切った空気の中の牧場をいい気分で見ながら進めば、やがて上風連の街。「上風連開基100周年」の垂れ幕が掲げられている。ガソリンスタンド、コープ、保育所そして中学校、小学校と続く。学校は月曜だけど誰もいない、運動会の振替休日だろうか?
エゾシカの道路横断
別海町から浜中町に入って最初の集落は円朱別。円朱別小学校は平成16年に閉校し、これから向かう茶内小学校に統合された。
今日はあちこちでエゾ鹿を見かける。5頭の群れのエゾ鹿が、目の前で道路に出てきた。対向から大きなトラクターも来たが、彼らは横断前に一旦停止して安全を確認してから道路を横断していった。
足がすくむ展望台
道道123号からR44に入ると茶内パーキングエリア。ここには展望台がある。
登っていくと、進む先の階段が宙にポツンと残されている感じがあって、足がすくむし背中がゾッとした。構造的な不安はないのだけれど、せめて支柱の内側に沿って階段を取り付けていれば精神的にはだいぶ良いと思う。だがてっぺんまで登りきってからの景色は360°視界が開き、素晴らしかった。
PAには小さな食堂があり、時間によってはここで昼食にしようかとも考えていたが、店の前には「今年はニャンコ休み」との表示されていた。
ルパン三世の駅
茶内の街に入るとタカナシ乳業の北海道工場があり、店も多く想像以上に大きな街だった。
茶内駅へ、浜中町はモンキー・パンチの出身地であることからルパン三世の看板が設置されている。
駅そばのコープはまなかで、できたてのお惣菜とおにぎりを買って店の前のテント付きテーブルでいただく。工場勤務らしき人もお弁当を買いに来ていた。食後は名物のソフトクリームで。
別寒辺牛湿原(べかんべうし)
茶内からR44に戻り厚岸方面へ。2桁国道だが交通量はそれほど多くなく、原野の中を貫いていく。根室本線と並行しているところでちょうど釧路方面の快速「はなさき」が追い越していった。
糸魚沢の街に、道路にデカデカと「シカ注意」のペイントがされている。糸魚沢駅の駅舎は最近よく見かけるログハウス風になっていた。
湿原と言えば釧路湿原や霧多布湿原が有名だが、別寒辺牛湿原も最近注目されてきているとのこと。別寒辺牛川のカヌーツーリングも行われている。カヌーの発着場である厚岸水鳥観察館は月曜休業だった。
厚岸(あっけし)
別寒辺牛湿原の先が厚岸の街。高台にある道の駅あっけしに着いたが、ここも月曜は休業日だった。スタンプもカントリーサインマグネットも買えなかったが、カントリーサインマグネットは2009年に来た時にゲットしていた。
列車までの時間がだいぶ余ってしまったので海産物直売店へ寄ってみた。牡蠣がいろいろと売られていて、店内で食べることもできる。
釧路スパカツ
根室本線、単行のキハ54の各駅停車で釧路へ。けっこうな乗車率、ちょうど北方領土へ渡航していた団体さん(夜のTVニュースで詳細を知ったのだが)が乗車していた。
今日の宿、ラビスタ釧路川は釧路駅から1kmほどの幣舞橋にある。無料の送迎タクシー(スーパーおおぞらの到着時間限定)があるので輪行袋のままタクシーに乗車して移動した。
夕食はレストラン泉屋本店で釧路名物の熱々の鉄板の上のスパゲッティにカツが載っているスパカツをいただく。予想以上のボリュームである。
夕食後に幣舞橋を散歩しているとちょうど釧路フィッシャーマンズワーフMOO(ムー) に沈む日の入りが見られた。