15/05/03 紀伊半島2日目・五條から十津川温泉

2018年3月15日サイクリング

5/3(日)曇時々晴 五條-大塔-宇井-谷瀬の吊橋-風屋ダム-十津川温泉 79km ルート図
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紀伊半島2日目。今日は五條から天辻峠を越えて十津川温泉まで、奈良県南部を縦断するコースだ。
今回のツーリングのメイン日なので、いい天気になればと思っていたが、夕方頃から雨の予報で少し心配。
昨日は暑かったけれど、今朝はほどほど涼しく、7時45分、五條リバーサイドホテルを出発。まずは旧紀州街道沿いの五條の街並み「新町通」へ。この途中に前記事で紹介した五新線のアーチ橋がある。
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大川橋で吉野川を渡り、野原地区を過ぎると五新線のバス専用道の入口へ。昨年に専用道を通るバスが廃止された。専用道は国道から丹生川を挟んで東側、住宅街から森の中、工場の裏などを抜ける、ほぼ真っ直ぐな道で山へと向かっていく。途中にバス停跡も見られ、散歩する人、ランニングをしている人、近くの家の人の車がたまにやって来る。
山が目の前に迫るとトンネルが現れる。この生子(おぶす)トンネルはゲートで封鎖されていた。トンネルの中を眺めてからトンネル上の国道に移動する。
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この辺りは旧西吉野村(現五條市)になる。道は新宮まで至る国道168号なので今日明日とずーとこのR168を走ることとなる。一丘越えると先の生子トンネルの先に続く専用道が見える。谷間に一直線の道が続いている。
丹生川に沿って少しずつ標高を上げながら行くと、時に道路上にバス専用道の鉄橋が架かっている。向加名生地区、城戸地区と、道路は川に沿っているが、鉄道として計画されていたルートは一直線に山を貫いていく。
西吉野温泉、バスはここで終点だったそうだ。
鮮やかなオレンジ色の宗川野橋梁から、道路は天辻峠に向かって山を上り始めるが、五新線は天辻峠の山中を一気に抜けて、5km先の大塔阪本に繋がるトンネルが掘られていた。
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R168は金比羅谷を上り始める。空が暗くなり、ちょっとだけ小雨が舞ったがすぐに止んだ。10%の坂が続き、西野トンネルを抜けた後もさらに上り、標高650mほどで新天辻トンネルに到着した。新天辻トンネルは2車線ぎりぎりの幅しかないが、午前中でもあり、車のタイミングを見てからトンネルに入ったので、ちょうど車が少ない間に通ることができた。
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トンネルを抜けると天辻峠のバス停、ちょうど新宮発八木行きの日本一長い距離を走る路線バスとすれ違う。このバスは新宮を朝6時前に出発した1便。乗客は数名だった。
峠から旧大塔村(現五條市)となり、すぐに「道の駅吉野路大塔」に到着。ここで休憩する車が多く、駐車場に入るのも大変そうで、多くの人で賑わっていた。
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この峠を越えれば、この先遥か遠く新宮まで川沿いで繋がる道へ。道の駅から標高差200mを一気に下れば十津川(熊野川)に出て大塔橋を渡る。川は猿谷ダム湖で穏やかな水面が続き、細い道が木々の中を地形にそって左右にカーブしながら続いていく。国道のバイパス工事が進められていてトンネル工事も行われている。
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猿谷トンネルで猿谷ダムの下流側に出ると対岸には巨大な鉄骨の構造物。大々的にバイパス工事が進められている。2011年台風12号による甚大な被害の状況をこの先あちこちで目にすることとなる。
辻堂地区の国道もその際に通行止めとなり、工事中だった辻堂バイパスで一時仮開通させていたと事前の調査で知った。今では国道が復旧して夢翔大橋を含む仮ルートは新たなバイパスに生まれ変わるための工事が進められている。
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次に宇井地区。対岸の山の地すべりが十津川に流れ込んで多大な被害を受けた地区。当時、一番印象に残った場所だ。その現場を見ると、山のかなり上から切り裂いたような跡が残っている。
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宇井からは下り基調の新しいバイパス道で進み、ちょうど十津川村に入るきに八木行きの2番バスとすれ違い、その後には大和八木発新宮行きの1番バスに追い越された。
R168は川沿いに細かく上り下りが続く。左右の険しい急斜面の山には幾つもの地すべり跡。長殿発電所の先の旧道は道路が覆い尽くされている状況がまざまざと見ることができた。
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川幅が広がり、家が見え始めてくると谷瀬の吊り橋が現れた。全長297m高さ57の日本一長い吊り橋。橋の手前で昼食としてから吊り橋へ。
橋は対岸の谷瀬地区の生活道路で、普段は自転車やバイクも通行しているとのことだが、GWとお盆などの繁忙期は安全の為一方通行になる。渡った先からバスで戻ることができると案内されていた。
吊り橋を歩き始めると思った以上に揺れている。床板が中央部しかないので左右のワイヤーに捕まるのも難しく、時々立ち止まり、写真を撮りながらゆっくりと歩いて渡りきった。
十津川村運営の運賃200円のマイクロバス谷瀬橋、上野地トンネル経由して出発地点へ戻った。
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谷瀬の街を抜けると、八木行きの第3便バスとすれ違い。これで1日3便のバス全てとすれ違った。
道は旧道とバイパス道の繰り返し。川は風屋ダム湖となり、平らな淡緑の川面を眺めながら進んでいく。
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風屋ダムに立ち寄り、急坂でダム下へ。川幅は狭まると地すべりで被害のあった野尻地区になる。十津川はこの先、大きく蛇行していくが、国道は山崎トンネル、山崎橋、池穴トンネル、池穴大橋、小井トンネル、小井橋と一直線に山川を突っ切って行く。
15時前に道の駅「十津川郷」に到着した。バイクがズラリと並び、足湯やお土産を買う人で大賑わい。
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今日の目的地十津川温泉まではあと10kmほど。道の駅から大津呂地区の旧道を進んだが、その先の旧道は通行不可との事だったので、バイパスの長い長い今戸トンネルへ。新しくて真っ白なトンネルだ。
十津川温泉に近づくと陽が出てきた。
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曇りがちながら雨には降られずなんとか大丈夫だった。予定よりだいぶ早く十津川温泉に到着。街の中を少し見てから旅館「吉乃屋」へ。
ゆっくりと温泉に入って、豪華な夕食をいただいた。
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