1/8(金)曇り 広島空港-忠海港…大久野島 22km ルート図
2016年、今年初のツーリングは瀬戸内へ。今回はしまなみ海道周辺の幾つかの島を周るコースだ。
正月休み後の3連休前日の金曜日、羽田空港のANA手荷物預けはすいていて、あっという間に終わり、搭乗口も保安検査場の真ん前だったので、出発までのんびりと過ごす。
羽田11:30出発のANA677便で広島空港へ。飛行機B767も中央3席はがらがらだ。
広島空港には少し遅れて到着。今日のコースは空港-本郷-忠海港までの19km、忠海港から船で大久野島へ渡る。
広島空港は標高330mの山の上にあるので、空港横の中央森林公園、三景園前を過ぎると一気に道は下っていく。
中国自動車道の下をくぐり、北方地区で山陽新幹線と交差する。本郷のショッピングセンターで晩酌用のお酒とつまみを買って、県道59号東広島本郷忠海線で一山越えると瀬戸内海が見えてきた。大三島と生口島、架かる橋は多々羅大橋。島の上空は晴れていてきれいに見える。
忠海の街に入り忠海駅の裏側に回ると忠海港に到着。待合室は写真で見たのと雰囲気が全然違ったが、昨年4月にリニューアルされたそうだ。
忠海からこれから向かう大久野島はフェリーと客船が30分おきに交互にある。次は小型の客船なので自転車は輪行状態にして、乗船券は自動販売機で購入、片道¥310だ。
十数名の乗客とともに乗船。自転車は乗船口のデッキに固定する。デッキには島のホテルで使われるであろう食品やドライヤーが一緒に積まれてきた。
忠海港を15:05発で10分ちょっとで大久野島に到着した。
船は大久野島第二桟橋に到着。ぱらっと小粒の雨が舞ってきた。休暇村の送迎バスに乗り換えて、まずは宿にチェックインする。
ここ大久野島は今では「うさぎの島」として有名で、島内には700羽余りのうさぎがいる。今日はうさぎの餌用に、にんじんを家から持ってきた。
夕方の散策に出かける。ビジターセンターから展望台まで山を上る。展望台からの景色は忠海、高根島、大三島、小久野島、大崎上島と切れてきた雲から日差しに照らされている。周囲3kmほどの小さな島なので中央部を横断するハイキングコースで休暇村大久野島まで戻る。
では、大久野島のうさぎ。この島にうさぎがいる由来はいろいろ書かれているので割愛しますが、休暇村前の広場に出ると、早速ウサギが近寄ってくきた。正月休み後の平日続きのため訪れる観光客も少なく、うさぎたちもお腹をすかしているのかもしれない。
カバンからニンジン(家でスティック状にカット)を出してうさぎの口元に差し出すとすぐにがつがつと食い始める。結構な力強さで、最初の一本はあっという間にもぎ取られてしまった。
足にまとわりついてくるわ、膝に上ってくるわで、とっても癒される。カバンを開けているとそこから顔を突っ込もうとするウサギもいる。
広場には十数羽の群れがあちこちにいるが、山のハイキングコースを歩いていても、あちこちからうさぎが現れてくる。こちらは数頭ごとの群れ。
夕食後にも、宿の前の広場へ行ってうさぎと遊ぶ。玄関前にも数多くいるけれども、しつけられているのか自動ドアから中には入ってこなかった。
ということで初日はあっという間に過ぎていきました。