10/12/19 犬山・古虎渓
12/19(日) 晴 犬山-美濃太田-多治見-古虎渓-高蔵寺駅 49km ルート図
今年最後のツーリングとなった。今回は走るよりも休養がメインなので、初日は移動のみで犬山城のほとりの宿でのんびりと疲れを癒し、2日目に少しだけ走ることとした。
■移動のみの前日
昼頃に家を出て新幹線こだま、名鉄パノラマカーを乗り継いで愛知県北部の犬山温泉へ。名鉄名古屋駅でミューチケットを買うときに後方展望席が指定できたので購入したら、1番前(進行方向では後ろ)の特等席だった。
犬山駅から自転車で宿へ向かうとちょうど日没頃で犬山橋の犬山城のシルエットがとてもきれいで他にもカメラマンが数人いた。
名鉄犬山ホテルにチェックインし、夕食は宿のレストランでライトアップされた犬山城を眺めながらのディナー。年に1回か2回の贅沢な気分に浸れた。
■2日目
今日の予定は平坦な50kmほどのルートなので朝ものんびりとして9時に出発。まずは宿のすぐ近くの犬山城へ。高さ40mの天守閣からは木曽川、犬山の街など360度の展望が広がる。
犬山城のあとは寄り道となるが犬山の街並みへ向かう。最近はやりの整備された街道が続いている。
次は名鉄犬山橋へ。この橋はかつては鉄道道路併用橋として有名な橋だった。現在は隣に橋ができ鉄道専用となっているが、その結果、幅が十二分に広くて余裕を持った美しいトラス橋になっている。
鵜沼駅を過ぎて、R21に合流するとすぐに木曽川日本ラインと並行する。交通量は多いが、ちょうど景色のよい所では川側に歩道が整備されていて木曽川の雄大な流れを眺めながら走ることができた。
渓谷を抜けたら国道を離れて高山本線坂祝駅へ。鵜沼からずっと並んできたが特急から各駅停車まで頻繁に走っていた。坂祝駅から旧中仙道太田宿へ。
ここから木曽川を渡り、太多線に沿って多治見へ向かう。
可児の街、可児駅、姫駅と駅に立ち寄りながらちょっとしたピークを越えると多治見まで下り道になる。
多治見で昼食にして、午後は古虎渓へ。以前に中央西線に乗車したときに名古屋のすぐ近くで渓谷を走ることを知り、ぜひ来てみたかったところだ。多治見の街を抜けるとすぐに渓谷の中に入る。路肩がほとんどないが、車は数台ごとまとまってやってくるのでそれほど走りづらくもない。
古虎渓駅手前のトンネルで川側の歩道を進むと歩道のトンネルを抜けて橋を渡り古虎渓駅へ行くことができた。
道の対岸には中央本線の旧線、トンネルが見える。橋をわたって定光寺駅へ。駅は長い階段の上にあるので下から眺めるだけで引き返すことにした。定光寺駅からは右岸の細い道が下流に続いている。
渓谷を抜けてのどかな道を進むとあっという間に高蔵寺駅に到着。予定より早く到着したので、新幹線(こだま)を1時間早い時間に変更できた。