08/09/15 魚沼スカイライン

2018年3月20日サイクリング

石打-十二峠-魚沼スカイライン-八箇峠-十日町-川口-浦佐駅
晴れ後曇り 83km
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6時に起床。今日の気温は平年より高めの予報だが朝方は涼しい。7時から食堂で朝食。お仕事の人も数人一緒だった。
7時半過ぎに田中屋を出発。玄関には新潟県を舞台とした2009年の大河ドラマ「天地人(直江兼続公生誕の地・南魚沼市)」の幟が立てられていた。
国道353号線で山に向かって上り始める。雲がやや多いが真っ青な空である。新幹線の高架を過ぎると斜面が急になる。上野鉱泉の「湯元中の湯」「湯元奥の湯」をすぎると家はなくなりダイナミックな風景が広がってきた。
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雪覆道とヘアピンカーブの道で標高500mまで上ると十二峠トンネルに入る。延長1,180mのトンネルの中で南魚沼市と十日町の境界。やや上り坂のトンネルだが車はたまにしか来ない。
トンネルを出てすぐ右側に「魚沼スカイライン十二峠入り口」の大きな標識が立てられている。スカイラインに入ると車1台の幅の道と両側に棚田が並ぶ、スカイラインというより里山の道路の雰囲気がする。
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高度を上げていくと、向かいの山麓に集落、そして黄金色に色づいた棚田が見える。スカイラインの道沿いにも田んぼが続き、稲穂が頭を垂れている。見渡す限りすべてが「魚沼産コシヒカリ」だ。
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標高700mを越えてくると九十九折りとなり一気に高度を上げて尾根に出る。ここからは魚野川の素晴らしい展望が開けるのだけれど、残念なことに曇り空になってしまった。
9:30前に魚沼展望台に到着した。石打から2時間弱、標高920mの魚沼スカイラインの最高地点だ。観光の車も数台停まっていた。
展望台は広々としていて、ここからは東側を見渡せる。右手奥に谷川岳、そして越後湯沢から石打、六日町と一望できる。ただし空気が湿気っていてぼんやりとしているのが残念。
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ここからは尾根沿いに進む。下り基調の道で道幅も広がりスカイラインらしくなってきた。しばらくすると上越国際スキー場のリフトの終点に出る。
次の展望台は標高730mの十日町展望台。ちょっとした丘の頂上で、十日町側も見ることは出来るが、草木が目線の高さまであるので360度の展望とまではいかない。周りの草地には赤トンボが飛んでいた。
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県道82号と交差した後は、再び道幅は狭くなりアップダウンが続く。後半部のピークとなる枡形山(海抜748m)山頂のアンテナ施設までは、結構な勾配区間だった。
枡形山から下ってすぐ、八箇峠見晴台があり、さらに下るとスカイラインの終点に10:50到着。魚沼スカイライン全線走破に2時間半位かかった。
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ここから国道253号で十日町へ。すぐに八箇峠トンネル(延長1km強)。トンネル内で南魚沼市と十日町の境界の表示がある。今日2度目だ。
国道253号は関越自動車道から十日町へ抜ける最短ルートなので交通量は多い。
トンネルから10km近く国道の一本道を下り、水田の農道に回り道してから十日町の街中へ。道の駅「クロス10十日町」の中の小嶋屋でおそばの昼食にした。
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12:15に道の駅を出発。天候の回復を願っていたが、さらに雲は厚みを増してきた。雨は降らないだろうけれど、ここからは鉄道沿いなのでいつでも輪行可能だ。
十日町からは国道117号で北上する。左手に水田と信濃川があるが、国道両側は家が点々と続いている。
それでも下条を過ぎると山と川が近づきトンネルへ、小千谷市に入る。トンネルを抜けたところから国道に並行する旧道に入り、越後岩沢駅に立ち寄る。
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信濃川左岸に渡る国道を離れて県道196号で川口へ向かう。この周辺は急峻な地形で川が大きく蛇行している。
川井地区では稲刈りが始まっていて、あちこちで大型の稲刈車が働いている。
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川口町に入り信濃川から魚野川に移ると国道17号線に合流する。近くの「道の駅越後川口・あぐりの里」で休憩。ソフトクリームが売り切れだったので向かいのローソンに移動してアイスをいただく。まだ14:00なので予定通り浦佐駅まで行くことに決めて、新幹線の指定を予約した。
17号は車がとても多いので県道333号へ。上越新幹線、上越線、関越自動車道がクロスする。
県道333号から県道23号に合流する交差点の道路標識に「山古志」の文字。旧山古志村、小千谷市、川口町など2004年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた所だ。
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最後は小出駅、魚野川の堤防道路を通って浦佐駅に15:30に到着。新幹線まで1時間あったのでのんびりと輪行の準備をした。
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