08/06/14 城山湖・東南林道・志田峠
町田駅-戦車道-城山湖-津久井湖-宮ヶ瀬湖-東南林道-志田峠-下溝駅 70km
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先日のしまださんの記事で、宮ヶ瀬湖「鳥居原ふれあいの館」の近くから林道があることを知った。
地図で見てもその道はなく、林道好きな私も初耳だったのでネットで情報を収集すると、おおよそのコースが分かったので、さっそく行くことにした。
一日コースの検討をして、前半に城山湖、後半に志田峠と、訪れていないルートを組み合わせた。
久しぶりにすっきりと晴れた土曜の朝。藤沢から小田急で町田駅まで輪行。駅前で朝食を食べてからスタート。
まずは尾根緑道(戦車道)へ。
尾根緑道終点からR16で八王子方面へ。八王子バイパスをくぐり日本閣で左へ入る道へ。道なりに下ると八王子みなみ野に着く。ここ数年で大変貌した街。いたるところに新しい家、建築中の家が立ち並んでいる。GPSの地図の道はまったく役に立たず、横浜線のガードをくぐり、新しい道に誘われてしまって、ちょっと迷いながらも七国峠を越える。
有名な「町田アイス工房ラッテ」を横目にして、真米トンネルを抜けて町田街道から穴川へ。ここから城山湖への上る穴山林道へ。
林道を上りきると本沢梅園に出る。ちょうど今日から梅もぎ取りが行われていてたくさんの人で賑わっていた。
城山発電所のゲートからさらに上れば城山湖(本沢調整池)が見渡せる。
上ってきた道の南側の道で下り、津久井湖の北岸道路へ。三井地区までは2車線の道だが、三井から西は車がすれ違えないほどの細い道になる。少しずつ上っていき、木々の間からときおり姿を見せる湖面はずいぶんと下に見えてきた。
森を抜けると名手地区へ。ここから湖の北岸にも道があるが、がけ崩れでずいぶん前から全面通行止めとなっている。一気に下って津久井湖にかかる吊橋の名手橋を渡る。
ちょうどお昼時になったので、R413に出てすぐの中華料理屋で昼食にした。店に入るとテレビでは岩手宮城の地震のニュースが!ここで始めて知ることとなった。
昼食後は三ヶ木、道志みち、谷戸経由で宮ヶ瀬湖へ向う。気温が上がり、アスファルトからの熱気と、微妙なアップダウンの連続が辛い。
鳥居の街中の道を上り、ふれあいの館に到着。
さあ、ここからが今日の一番の目的の林道へ。
ふれあいの館の道を横断して、高原風の別荘、またとても目立つドーム型の建物への道を進むと、やがて右側にゲートが現れる。
林道に入ると上り坂が続く。左の谷側には感電注意と描かれている金網がずーっと続いている。
地図に出ていなかったのは最近できた林道なのか、路面もとてもきれいで凹凸がない。景色を望めるところはないけれど、のんびりと走るには気持ちのいい道だ。入り口のゲートに「南山遊歩道」と標識が立っていたが、途中の案内板を見ると、この林道は「東南林道」と言うらしい。
最初のピークから上り返したところが最高地点、GPSで455mだった。宮ヶ瀬湖からは100mちょっとの上りで、穏やかな上り道だ。
ピークを過ぎると一気の下り、山の北側に入るので影に入る。唯一の橋の小地原沢(こぢわらさわ)仲尾橋を渡り、その先にはちょっとしたがけ崩れがあった。右手にゴルフ場が現れてから少し進むと林道の終点になる。標識によると「民有林林道東南線」が正式名称らしい。
ちなみに林道終点から下が一番の急坂。上りだとかなり厳しいと思う。下りきると串川へ。川沿いの道を下ると長竹の交差点に出る。
あいかわ公園へ向かう途中で左に入り志田峠へ向う。畑には小さなトウモロコシが。農工大の農場を過ぎ、峠手前の朝日寺までは舗装されているが、最後の峠まではダート道となる。
志田峠からの下りはかなり荒れたダート。大きく鋭利な石が出ているので、しばらく自転車から下りて歩いて下った。
今日は細かなアップダウンが多くてだいぶ疲れてきた。三増から相模川までは下り基調の道だが、家までの自走は厳しかったので昭和橋で相模川を渡り、相模線の下溝駅から輪行した。
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天気予報では夕方から雷雨かもしれないとのことだったので少し不安でしたが、一日中良い天気で両腕はすっかり陽に焼けました。そして、行ってみたかった城山湖と志田峠、そして今週初めて知った東南林道と、3つも訪れることができて満足しました。