07/11/25 大阪・奈良・和歌山4日目
歌山-加太-大川峠-長崎-せんなん里海公園-りんくうタウン・・・関西空港・・・羽田空港
48km 晴れ
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関西ツーリングも今日が最終日。今日は海岸線を辿って北上し、昼過ぎの関空からの便で帰る。
■和歌山-加太
まずは和歌山市から西へ、加太を目指す。北島橋で紀ノ川を渡り県道7号粉河加太線で行く。郊外の雰囲気から次第に田舎の様相へ。小さな峠のピークで「ようこそ加太・友ヶ島へ」の看板に迎えられる。
■加太
南海加太線の終着加太駅に到着。観光案内所で加太淡島温泉ウォーキングマップを手に入れ、加太淡島街道に沿って淡島神社へ。道標「右わかやま左あわしまみち」から先は歴史ある建物に挟まれた細い道を行く。途中でめちゃくちゃカメラ目線の猫を撮影し、淡島神社で海に出たらほぼUターンで海岸線へ。■大川峠
県道65号大川峠は今では大川トンネルで抜けていくが、旧道の峠越えの道が残り、自転車は通行可能だ。ゲートの横を通って旧道区間に入る。路肩が草に覆われてきているが、2車線の余裕のある道を独り占めでのんびりと上っていく。
峠にはたぶん現役の時は「大川峠」の標識がついていたであろうポールだけが立ち、横に草に絡まれつつある県道岬加太港線の標識がある。下りの途中では閉鎖されたドライブインが残されていた。■長崎
大川峠を越えるとまもなく大阪府に入ると海へ伸びる建造物に多くの釣人が。最近オープンした「とっとパーク小島」だ。
南海多奈川線の多奈川駅から家並みの中の小路を抜けると長崎の砂浜と断崖が連続する海岸ルートに。■せんなん里海公園
長崎の次は「せんなん里海公園」きれいに整備された園内の中へ。まっすぐに伸びたビーチの真っ白な砂がまぶしい。海の向こうには関西空港が見え、次々と飛行機が着陸していった。■阪南
最後は関西空港へ向うだけ。りんくうタウンまでは海沿いの広い幹線で行く予定だったが、道なりにまっすぐ進んだら県道250号。これまた良い感じの旧道がりんくうタウン直前まで続いていた。お腹がすいてきたのでたこ焼き屋はないかと探していたが準備中の店が一店あっただけで残念ながら食べることはできないままにりんくうタウンへ入った。■りんくうタウン
関西空港へは自転車で渡れないので、りんくうタウンから輪行となる。一気に近代的な街の中に入り、ショッピング街の中。駅から来る人達とすれ違いながらりんくうタウン駅へ。ところが駅の入り口が分からずに右往左往する。結局自転車を持って階段で上り、ビルの入り口で自転車を畳んだ。■関西空港
関西空港へはJRと南海と両方あるが、次の電車が南海だったのでそちらに乗車した。
駅では向かいのホームに宮里藍が描かれたのラピート。ホームからエレベータでコンコースに上がれば、あとはフラットでチェックインまでできる。
チェックイン後の出発ロビーで、奈良で良く見かけた「柿の葉すし」とチンのたこ焼きでお昼にした。帰りの飛行機からは初日に走った大阪の街から生駒山、そして奈良までのコースを眺めることができた。■おわりに
伊丹空港から時計回りでぐるりと回って関西空港までの4日間。大阪の街、古都、登山鉄道、霊場、川沿いの田舎道、海岸通、新都心と、さまざまな風景の中を走ることができました。時期的に日没が早くてもっと走りたかったことと、アクシデントではパンクが1回あったけど、とても楽しいツーリングになりました。また、近いうちに訪れるかもしれない。