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07/08/15 佐渡・新潟ツーリング3日目

二ツ亀-大野亀-内海府-両津-トキの森公園-河原田-七浦-相川 81km
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昨晩は疲れてすぐ寝たので5時前に眼が覚めた。部屋の窓から見える空には雲が多かったが、やがて隙間から日の出が見えた。
今日は、内海府で両津に出て大佐渡スカイライン経由で佐渡金山に寄って相川温泉への予定だったが、昨日の状況では標高900mを越える大佐渡スカイラインはあまりに無謀なので変更することにした。
休憩を考えて決めた今日のルートは、まず、昨日通ってきた大野亀に登り、内海府を走って昼頃に両津へ。午後の暑い時間帯は道の駅とトキの森で休憩しつつ、涼しくなってきたら国仲平野を横断して佐和田へ。最後は二見半島を周って相川温泉へ向かうことにする。
早起きして朝食まで時間があったので二ツ亀へ。宿から数十m下の海岸までは階段で下りるが、階段の昇り降りは疲労が残っていて足が重たい。




朝食後、チェックアウトまで時間があるので大野亀へ。昨日のコースを戻るが気分爽快で見る景色はぜんぜん違う。
駐車場から大野亀へ急坂を登る。標高差100m、20分ほどで登頂。頂上からは昨日走ってきた外海府の岬がいくつも重なって見え、全て昨日走ってきた道だと思うと感慨深い。










宿の戻って一休みして、10時前にスタート。
佐渡一周線に入る。下り基調でペダルも軽くいいペースで走り始めた。すぐの弾崎灯台やはじきのフィールドパークを横目にして、鷲崎地区を抜けると内海府の海岸線に出る。
内海府は多少のアップダウンはあるものの穏やかな道が続き、木陰の中を走る箇所も多いので気持ちが良い。道幅が狭いがたまに観光バスがやって来て、すれ違いに苦労しているところもあった。








虫崎地区の先でトンネル工事が行われていた。これは建設中の内海府トンネルで、虫崎-黒姫間では土砂崩れが多く発生するための対策らしい。
黒姫大橋を渡る頃から雲が増えてきて日光を遮ってくれる。久しぶりに曇りの天気を味わった。
ここからは道も広くなり、とても走りやすい道になる。ロードの人たちに次々と追い越されるが、皆さんは佐和田あたりから走ってきたのだろうか。
両津に近づくとだんだんと向かい風になり、家が多くなると風が暑苦しくなってきた。






両津の街にを抜けて両津港に到着。明日の夕方にはここから帰る予定。ちょうどおけさ丸が停船していた。
港近くのラーメン屋で今日で終わりの冷やし中華を食べる。出来るのが遅かったので、ゆっくりと休むことが出来て良かった。




午後の暑い時間帯に入るのでここからはのんびりと休みながら。まずは両津港から3kmほど先にある道の駅へ。途中から加茂湖沿いの遊歩道に入ると、ここではかき養殖が盛んな所だ。湖の向こうに見える大佐渡の山には雲がかかっているが、ここはすっかり天気が良くなっている。






加茂湖の南端の道の駅、「芸能とトキの里」に到着。両津から僅かな距離を走っただけだが、昨日と同じく厳しい暑さだ。涼みがてらトキのビデオを見て時間をつぶす。
体も冷えたところで次はトキの森へ。県道から離れて近道で抜けると、県道側からは観光バスが次から次へとやってきた。公園の中にあるトキ資料展示館の前に自転車を止め、入館する。
展示館とその奥の通路からは、隣接している佐渡トキ保護センターで飼育されている朱鷺を見ることができる。
十数羽の朱鷺を20m程先に見ることができ、設置されている双眼鏡で覗くこともできた。








トキの森を後にして、新穂市街のAコープで休憩した後は、国中平野の水田地帯の中を行くK237をひた走る。R350に合流すると郊外店が立ち並ぶ街になり、佐和田市街へ。昨日来た場所に戻り、佐和田海岸で足を冷やそうと思ったが、ここの海はだいぶ暖かかった。






二見半島経由の道で相川温泉へ。海岸線だからトンネル越よりは楽かなと思っていたがアップダウンが連続する。走っていると台ヶ鼻、長手岬の標識があるが立ち寄る気力はないのでそのまま直進して、七浦海岸、夫婦岩の名所を横目にし、春日崎のホテル大佐渡のカーブを曲がると相川の街が一望に見えた。






宿で荷物の整理をした後、近くの日帰り温泉へ。
宿へ戻る途中、ちょうど日没。日本海の水平線に真っ赤な太陽が沈んでいった。
今日はなんだかんだで80kmと予想以上に走っていた。
明日は曇りで少し涼しくなるとのこと。今日行けなかった大佐渡スカイラインを登ることにする。

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