06/05/02 しまなみ海道・松山・徳山・広島 1日目

2018年3月21日サイクリング

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広島空港・・・三原駅・・・尾道駅-渡舟-向島-因島-生口島-瀬戸田 37km
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積乱雲の影響で羽田の出発が遅れ、広島空港には1時間弱の遅れで到着した。
広島空港は山間にあり、広島市街までは50km、三原までは20km。神奈川で例えればヤビツ峠あたりに空港があるような感じだ。空港を1周する13.5kmの国際自転車競技コースが設置されていて、バス待ちをしている時にロードが1台、売店に補給に来た。
予定より1本後の14:00発。数名の客を乗せた三原行きのバスは、広島行きのリムジンバスとは違い、一見路線バスだが車内前部に荷物置き場があるので、BD-1を置く。
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バスは空港の下を潜るトンネルを抜けて、急坂を転がるように降り、30分ほどで三原駅へ到着。もっと遅くなるようだったら、すぐ近くの三原港から因島、生口島へ船で渡ることも考えていたが、予定通りに尾道へ向かう。
JRの接続が良く、尾道駅には15時に到着した。さっきまで曇っていた空も晴天が広がり、海、街、山、空が鮮やかな色に蘇ってきた。
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駅前で自転車を組立て、市内見物もしないでさっそくしまなみ海道へ。
向島への渡し舟は駅周辺では4路線あり、目の前に駅前渡船があるが、ちょっと走ろうかと思って駅から300mほど東にある福本渡船へ向かった。
到着した船に乗り込むと、乗用車も続々と入ってきて満杯で出発。
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左手の「男たちの大和」と垂れ幕のかかったロケセットを見ているうちに向島に接岸した。
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降りた先で自転車1台70円の料金を支払って、駅前渡舟の乗船上の先にロケセットのある日立造船向島工場入口がある。
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「しまなみ海道サイクリングコース」のマークに沿って川を挟む広い道を進み、道なりに西へ走って海岸線に出る。
目の前には岩子島が浮かび、赤い向島大橋が島間を結んでいる。レンタサイクルやたぶん今治から1日かけて走ってきたであると思われる自転車とすれ違う。
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布刈(めかり)鼻の大規模自転車道向島休憩所で布刈瀬戸に架かる因島大橋を眺めて一休み。
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因島大橋の下をくぐり、緩やかな傾斜の接続道路で標高50mを上る
橋下で原付道と合流し、2層の橋の下、原付道と歩行者自転車道に区切られた道を走る。橋の終わりの無人の料金所の箱に2台分100円を入れる
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島の周回道路へ出て大浜海岸方面へ、恐竜のオブジェがぽつんと置かれている。島の北側を周り、サイクリングロードの標識で左折すると、すぐに上り坂。5日分の荷物を持ってきているのでかばんが重くいつもの調子では上れない。ゆっくりペダルを踏んで上っていく。フラワーセンターの横を通って、交差点で小さな川沿いの道へ。道沿いの歩道で島の中を越えてサイクリングロード通りに走ったが、海沿いの道をそのまま来ても良かった気もする。
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西浦の街中を抜けて2つ目の橋の生口橋へ。上る途中で橋脚と太陽が重なる場所で撮影。
この橋(以降今治までのすべての橋が)は中央が自動車道、自転車歩行車道と原付道がそれぞれ左右橋に分かれて専用のレーンになる。
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橋を渡り終えて原付・自転車道を下ってゆく。17時過ぎで、反対側から仕事帰りの原付が多く走って来た。
生口島に降りて県道81で今日の宿の瀬戸田に向かう。
景色を眺めながら、タイル張りでちょっと走りづらい歩道を走る。奥には佐木島がでんと構えている。
瀬戸田の街に近づくとコンビニや郊外店がいくつも並んで賑やかになり、平山郁夫美術館、耕三寺と有名観光地を過ぎて、細長く続くしおまち商店街を抜けると、三原、尾道方面へフェリーが発着する瀬戸田港である。
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17:40だが、まだ陽が高い。関東とは経度が約7度違うので日の入り時間が30分遅いのだ。
港のごく近くのホテルが今日の宿。夕食後の買出しついでに近場を一回り。港では到着した船から高校生が大勢帰ってきて、ずらりと並んでいた迎えの車に乗っていった。
海沿いの真っ暗な道を走っていると、夜空にはとても多くの星が見えた。宿に戻り、いつものように数本の缶ビールを飲んで早めに眠りについた。