13/05/26 須坂から十日町
5/26(日)晴 北須坂-飯山-栄村-津南-十日町 87km ルート図
今回は帰省がてらのツーリング。須坂から千曲川・飯山線沿いで新潟へ向かい、十日町まで。
昨日から暑く、朝からTシャツでちょうど良い感じ。北信五岳を眺めながら小布施、中野と一気に抜ける。高社山を右に北上するR292は広い2車線の直線路で路肩の幅も十分にあり、まるで北海道のような道だ。
現飯山駅から少し離れたところで新幹線の工事中、駅は完成間近のように見えるが開業まではあと1年と10ヶ月とのこと。
飯山からは千曲川の堤防道路のR117バイパスで。道の駅「花の駅千曲川」に寄り、右岸に渡ってから国道を離れて再び左岸に戻れば戸狩野沢温泉駅。善光寺平もここまでとなる。
戸狩からは千曲川左岸のK408。千曲川と飯山線に挟まれたほとんど車も来ない快適な道。数kmごとに飯山線の駅と集落が点在する。新緑と穏やかな川面が続く。
このまま左岸を進む予定だったが桑名川駅手前でこの先通行止とのことでR117に戻る。橋の上からの田植えの風景が見渡せたが、今日はあちこちで田植えの真っ最中だった。
東大滝橋を渡ると長野県の北東端に位置する栄村に入る。
栄村は東日本大震災の翌朝に発生した長野県北部地震で大きな被害を受けた。立ち寄った横倉地区でも数多くの家が全半壊となったとのことだが、だいぶ復興が進んでいる様子が見受けられた。予定ルートの橋も工事中で通行止めだったが架け替えが進められている。
そして長野県最北端で飯山線の中間拠点となる森宮野原駅に到着。ちょうど列車が到着して、観光客が駅から出てきたところだった。また、ここはJR日本最高積雪地点の標柱が立てられている。(積雪7.85m・昭和20年)
駅構内にも除雪関係の装備が多く見られた。
ちょうどお昼になったので「道の駅信越さかえ」で昼食。食後はさかえむらトマトジュースを。(私はトマトが嫌いなのでほんの僅かだけ口にした)
栄村を後にすると新潟県津南町へと入る。従ってここから千曲川は信濃川と名が変わる。再び国道から離れて左岸に渡り足滝方面へ。一丘越えてスノーシェードを抜け、足滝駅から国道へ戻る途中に多くの人影が立ち並んでいた。後で調べてみると、昨年開催された芸術祭のオブジェらしい。
暑さが厳しくなったので今度は津南のにんじんジュースで一休み。三度左岸に移りK49で津南駅に寄ったときは十日町まであと少しと楽観していたが、ここから川の両岸が切り立った高い断崖の厳しい地形に変わり、道はアップダウンが多くなった。景色もダイナミックとなったが、疲れも倍増。
結局最後はR117に戻って淡々とゴールの十日町駅へ。帰りはほくほく線+新幹線でした。
今回はGWの茨城千葉に続いて田植え風景を満喫できて満足。戸狩野沢温泉から津南までの左岸(一部道なし)はかなりおすすめコースです。