最近の長期ツーリングの場合、途中で休息日(調整日)を設けるようにしている。年齢による体力的な衰えや、天候の良し悪しなどを考慮して、楽なコースにするとか、日程を入れ替えたりとかである。
で、今回は昨日に続いて川湯温泉に連泊することとした。ただし宿は移るけど。
台風21号が日本に向かっており、北海道では9/4、5に影響がありそうなので、今日はなるべく頑張ることにした。
そこで今日はこれまで2回計画したけれど、いずれも雨で行けなかった多和平へ行くこととした。
KKRかわゆをチェックアウトして隣の川湯観光ホテルで荷物を預けて、身軽になって出発。
多和平へはR391摩周街道の往復コースとなるが、体力温存のため、行きの川湯から弟子屈までは路線バスを利用することに。
阿寒バスのバス車庫の隣に、名横綱大鵬の大鵬相撲記念館があり、ここがバス始発、終点のバス停になっている。
バスまでの出発時刻まで時間があったので、硫黄山付近まで往復してから阿寒バスの摩周BT行きに乗車。バリアフリーバスである。
川湯温泉の街の停留所を周ると、弟子屈の病院や各施設に向かうお年寄りが数人乗車してきた。バスは国道に出ると一気に弟子屈に向かい25分ほど、弟子屈市街に入る前の開発前バス停で下車した。
弟子屈から別海へと繋がるR243で多和平へ向かう。2009年に別海から弟子屈まで走った逆コースだ。高台へ上り、スノーシェルターを抜けると弟子屈町から標茶町に入る。
国道から道道1040号弟子屈熊牛原野線に入ると多和平入り口までは下り基調となるが、「多和平」の標識からは上り返し、牧場のなかを展望台まで上っていく。
展望台の駐車場から歩いて標高195mの展望台に到着。ここからは360°の展望が見渡せる。曇りがちの天気で、牧場の緑があまり映えなかったのが少し残念だったが、阿寒の山々や別海、釧路の各方角の広大さは素晴らしい。
展望台近くに、牛はあまりおらずサフォークがいる。お昼になったのでグリーンヒル多和でスープカレーとビーフカレーをいただく。
多和平から下って、道道で磯分内へ。ここは牧場が多い。あちこちで道端に牛を見ることができる。いつものように近づいて熊鈴を鳴らすと、皆「ムゥ?」とこちらへ首を向ける。
R391摩周国道に出て磯分内駅へ。あとは駅巡りをしながら川湯温泉に戻るだけだ。
「磯分内駅」
「南弟子屈駅」
釧路から網走を結ぶ国道だが、寂しいくらいに交通量が少ない。車とすれ違ったり追い越されたりするのが、1分に1回位か。曇天でさらに寂しさアップ。
午前中に多和平に向かった道に戻って、弟子屈の街へ。
「摩周駅」
ピンクと牛模様のバスは北海道ネイチャーパスの摩周レストランバスである。
「道の駅摩周温泉」
「美留和駅」
弟子屈からは夕方の時間帯となり、通勤や宿泊地へ向かうレンタカーや観光バスも増えてきた。
朝来た硫黄山付近の道に戻り、川湯温泉川湯観光ホテルに到着。屋根付き駐車場があるけれども、ホテルの人に「自転車ですが」と尋ねると、倉庫に入れてもらった。
夕食はホテルのプランである、温泉街のお寿司屋さんへ。にぎり寿司か海鮮丼が選択できて+小品が付く。