8/20(土) 天塩-オロロンライン-パンケ沼-豊富-兜沼-抜海-稚内 92km ルートマップ
今日は天塩から稚内まで。サロベツ原野と昨日に続いて宗谷本線の駅巡りのルート。昨日に続いて台風7号通過後に北海道に停滞している前線の影響で不安定な天気模様。
南の方から雨が近づいているのでさっさと出発したが、直後に雨が降り始めた。スーパー前の自動販売機で水を買うとともに雨具ズボンも着用。暗い空の下、長さ10kmの天塩川浜堤に架かる天塩河口大橋を渡る。
すでに夏観光の時期は終わりオロロンラインを行き交う車も少ない。オトンルイ風力発電所に近づいてきた、28基の風力発電機が連なっている名所で、一番の撮影ポイントだけれど天気悪くて残念。
オロロンラインを離れて道道でサロベツ原野へ入っていく。まず幌延ビジターセンターへ。2階の展望所からは原野と長沼が見える。ここから遊歩道でパンケ沼にも繋がっている。
車道だとパンケ沼へは少し遠回りになる。牧場から原野の中の道をずーっと進んで最後は砂利道を突っ切るとパンケ沼。
パンケ沼の隣のペンケ沼の前に、昨日の続きで宗谷本線の秘境駅の下沼駅へ。おなじみの車掌車の駅舎。駅裏を国道が走っている。
下沼駅からペンケ沼展望台へ。ポツリポツリと雨に当たりながら再び原野の奥へ。展望台には何らかの調査を行う人の車が駐車していた、展望台に上って周りを見渡すと人の気配は全くない。展望台は木造で風で揺れている。雨がけっこう降ってきたのでしばらく雨宿り。
展望台から宗谷本線を渡り、一段高台のR40で豊富へ。次第に雨が上がってきて豊富の街を抜けて豊富駅に到着。大雨で名寄から旭川の間が不通となっているとのことだ。
昼食にはちょっと早いのでセイコマで軽く食べて、おにぎりを買っておく。引き続きR40で北上して徳満駅に寄ってさらに北へ。利尻富士が見えてきた。天気は回復してきそうだ。
R40から道道に移って兜沼公園キャンプ場へ。平日で雨なので誰もいない寂しい公園。園内を一周りしてから東屋でお昼にした。雨ズボンもここで脱いで足を軽くする。
キャンプ場から兜沼の街と兜沼駅へ。そこから高台へ上っていくと稚内市に入る。見晴らしのいい道だ。
走っていて気持ちのよい道道510号を行くと勇知の街、街のイベントだろうか大勢の人がバーベキュー?を楽しんでいた。
勇知から抜海へは一山越える。峠近くでキタキツネがトコトコと道を歩いていて、振り返って目が合うと森へ消えていった。道路脇の原野に宗谷本線が走っているが、線路は見えない。
抜海駅に到着。ここは2005年に来ているので11年ぶり。オロロンラインに戻り、利尻富士を斜め後ろに見ながら稚内へはあと少しだ。
ノシャップ岬には行かずに稚内市街への最短ルートで夕日が丘展望台まで上る。
峠を越えれば稚内へ、南稚内駅から賑やかな街になる。
稚内駅に到着。「ここはどこ」というほどの変わりようにびっくりした。駅はバスターミナルや道の駅を兼ねたビルとなり、駅はその一角にひっそりと付け足しのように存在していた。今では1日7本しか列車はなく、さらに雨のため特急は運休となっていた。建物の中から外へ伸びているレールの先に最北端の線路モニュメントがある。
ドーミーインへチェックイン。部屋からは利尻・礼文航路のハートランドフェリーが見える。
夕食がてら近場を散策。稚内港、稚内駅、北防波堤ドーム