5/29(日) 大月駅-猿橋-旧甲州街道-NEOPASA談合坂-相模湖-上溝駅 56km ルートマップ
梅雨入り前の天気のいい季節に出かけておこうということで、2周続けての遠出。今回は山梨県大月から旧甲州街道で江戸方面へ辿ることにした。アプローチは町田から特急「はまかいじ」に乗って大月駅に9時過ぎに到着。
数年前にからずいぶんと整備された大月駅前。駅前がすでに旧甲州街道になっている。まずはコンビニで水を調達するけどすでに日差しが暑い。
引き続き旧甲州街道を辿って進む。駒場市宿から小路を降りて中央線の踏切を渡り、桂川の深い谷を左手に見ながら進み、猿橋駅に立ち寄ってからR20の猿橋宿を行く。緩やかな下り坂が続き楽々と。
そして景勝「猿橋」に到着。ずっと前から訪れたいと思っていたけど、いつでも行ける感じの場所なのでなかなか実現しなかったがようやく来ることが出きた。「甲斐の猿橋」日本三奇橋のひとつ。技術的に「刎橋」という架橋方法で、両岸の岩盤に穴を開けて木を差し込み固定して、その上に順々に木を重ねて伸ばしていく。支えとなる木には見た目に特徴となる屋根を付けて腐食を防いでいる。
猿橋の対岸側は階段なので、すぐ上流の橋を渡って県道505号、すぐにR20に合流。旧甲州街道は上鳥沢宿、下鳥沢宿と続く。
下鳥沢宿から旧甲州街道は桂川、R20や中央本線と離れ山へ入っていく。県道30号ど急坂を上り始め、標高を一気に上げていくと視界も広がる。
標高500mを超え、上野原市に入ればすぐに犬目宿。旧街道の宿場町が俗化されずに落ち着いた街並みである。
旧甲州街道ルート、その後の国道や鉄道は桂川沿いに進む別ルートとされたが、中央高速道がほぼ同じルートで建設された。なのでときどき車の音が聞こえる。犬目宿から下って行くと中央道上り線の談合坂SAが見えてきた。更に下って中央高速に並走すると荻野一里塚跡がある。
先週に続いて高速道路のサービスエリアにやってきた。「EXPASA談合坂」中央道下り線の談合坂SA。ここのフードコートでお昼にした。「ほうとう」
お昼を食べて一休みして再出発。すぐ横が野田尻宿、ここもしっとりとして余裕がある広さの街道だ。
このあたりの旧甲州街道は中央道にほぼ寄り添っていく。言い換えれば高速が現在の甲州街道となっている。谷の先に上野原が見えてきた。
高速は高架橋で一気に谷を超える。街道は山道を下って鶴川宿へ。そして再び登り返して上野原へと入る。
上野原宿、R20に合流して今の上野原の街中を一直線に貫いていく。そのまま続く直線道路が旧街道、今は県道520号。
R20に再度戻れば、あとはずーと国道沿いで。関野宿、藤野駅前、吉野宿、与瀬宿と、旧街道は一部区間で山を周っていくが、ここは国道でショートカット。相模湖駅まで来ると一気に街となる。後日のニュースで、この付近に熊が出没と聞いてびっくり。
相模湖駅から小原宿へ。ここで小仏峠に上る甲州街道から分かれてゴール予定の橋本へ。相模川を渡る
R412からは幾度か走った道。ここからは暑さと疲れに耐えながら淡々と。道志川、津久井湖、城山ダム、ゴールの予定は最初は橋本駅だったが。橋本駅→南橋本駅→上溝駅と変更して、上溝駅でゴール。