■16/7/3新規追加
コース | 中標津-開陽台-養老牛-清里峠-裏摩周展望台-緑駅・・・川湯温泉駅-川湯温泉 |
距離 | 78Km |
グレード | ★★★ |
走行日 | 2004年08月19日 |
8月19日 晴後曇
07:45
晴、部屋から見える標津川と高台の緑がとても色濃く見える。
今日のルートは昼食場所があるかどうかわからないので、セイコーマートでおにぎりとスナックなどを準備する。標津川を渡り丸山公園から空港方面へ向かう。
根室中標津空港の横を通り、道道150号「摩周湖中標津線」へ。5km以上の直線アップダウンが続く道は、車はたまにしか通らない。センターライン上に自転車を置いて記念撮影をする。
道沿いの牧場には、それぞれ「○○牧場 ほしの里かいよう」の看板が出ており、牛横断注意の標識もあちこちで見かける。
開陽台の展望台が見えてきて、突き当りを左折し北19号へ入る。開陽台への最後の上りから振り返ると、道路が森の中を一直線に行く様子が手にとるように分かる。記念撮影の有名地である。
北19号、開陽台目前
開陽台への道は一方通行で上りと下りで分かれている。手前に下り口があり上り口は100m程先に入り口がある。
ここからの上りはきつく15%位か。18インチの42T×34Tの軽いギアでも力が要る。さらに一度下ってまた上る。下り道は上りに比べるとなだらかなので自転車にとっては上り下り逆のほうがうれしい。
9:20展望台に到着。ここの名前は昔から知っていたが、初めて来ることができた。想像以上の高さから見る景色に感動する。昨日で見納めかと思っていた海と、さらに国後島も見ることができ、望遠鏡を覗くと昨日行った野付ネイチャーセンターを発見した。
円形になっている展望台の手すりの上にカメラを置いて、移動しながら360度の撮影をする。つなぎ合わせたのが以下の写真。
売店で水を補給し、9:50展望台から下り、道道150号に戻る。なかしべつミルクロード(アイスクリーム通り)の標識がある。
俣落川に架かる数本の橋を渡り、牧場と林の中、標高200m位をアップダウンを進んでいく。北進or荒川or高峯に開陽台付近から看板が出ていたレストランがあるが、この前後には店は見当たらなかった。
山がだんだんと近づき、11:20養老牛市街の交差点に着く。ここには売店とトイレがある。ちなみに「養老牛」は「ようろううし」「ようろうし」どちらか?ここの出ているいくつかの看板では「ようろうし」と「ようろううし」と看板によって異なっていた。
北へ方角が変わると向かい風となる。日本海に台風があるので今日は南風かなと思っていたが台風の影響はまだ来ていなかった。小中学校、牧場を通り、草で覆われたモアン山の麓を通ると、道道150号は森を切り開いた一直線の道に変わる。12時を過ぎたのでチェーン着脱場の先でおにぎりを食べる。ここからは上りと平らの区間が繰り返す。
向かい風がちょっと厳しい。大型車の通行も多く、大きなわら積んだトラックと何台もすれ違い、その風圧が自転車全体にかかる。
追い越していく車が徐行し、中から子供たちに「がんばってー」と声援を送られた。
両側を木に囲まれた変化のない景色の途中、森の合間にわずかに温泉富士が見え、GPS画面にも摩周湖の湖面が現れてくる。
阿寒国立公園の標識の先が清里峠。シェルターを抜けると裏摩周への分岐地点である。
ここから展望台まで、標高430mからm580mまで登る約2kmの坂道。10%位の勾配で上る。視界が一気に開けて、後方に養老牛岳、標津岳、遠くには海も見える。
何度か止まっては休憩しながらゆっくり上り、13:20展望台駐車場へ到着。裏摩周展望台からは摩周岳が間近に迫り、湖の中カイムイシュ島がぽつんと浮かんでいる。
13:45展望台から下り始める。写真を撮りながらゆっくりと降りていく
展望台入り口から道は1115号に変わる。1kmほど下ると100m先にキタキツネを発見。道を歩いて渡っていた。近づいて自転車を止めると、餌をねだねる様に寄ってきたが、もらえる様子がないと悟ると土手下へ降りていった。
札鶴川を左下に見ながら下る。峠から4km程下ったところで神の子池の案内板、「神の子池風景林」と書かれている。神の子池までは入り口付近が粗いダートになっているが、奥に進めばそれほどではない。BD-1でもなんとか行ける程度だ。対向車や追い越される車に注意しながらダートを走り、14:40駐車場へ到着。
エメラルド色に染まる神の子池は摩周湖の水が地下を通り湧き出る、1日12,000t 周囲220m水温8℃とある。たしかに水に触るととても冷たい。ダートを走ってでも来た甲斐があった。
今日の宿は川湯温泉だが、この先の計画は、案1)緑駅から輪行。案2)緑駅から野上峠を越えて自走。としていたが、やや疲れがあるので案1に決定。
緑駅に15:35到着、準備をして16:03発の列車を待つ。
発車数分前に、展望台・神の子池で見かけたMTBのお兄さんが到着。あわてて袋に入れはじめる。列車はお兄さんが乗り込むのを待って発車した。
釧網本線は単行のワンマンカーになっていた。峠をトンネルで抜けるとレールの先に硫黄山が見えた。
川湯温泉駅に到着。硫黄山を通って川湯温泉までは3kmである。
今日の宿は川湯プラザホテル 自転車は屋根付車庫へ入れた。