■16/7/3 新規追加
| コース | 羅臼-羅臼峠-標津-野付半島-トドワラ-中標津 | 
| 距離 | 106Km | 
| グレード | ★★ | 
| 走行日 | 2004年08月18日 | 
    8月18日 晴
     羅臼の朝はとても早い、この日の東京の日の出時刻は05:02、札幌は04:44、ここ羅臼では04:27である。ウミネコやカラスが朝からにぎやかだ。
     セイコーマートで朝食を買ってきて宿で食べる。今日は一番の長距離、走行距離は100km超の予定であるので、早めの出発とする。
    06:50スタート。羅臼橋で昨日見た緑のカプレオとすれ違う。
    
     羅臼橋から見る羅臼岳
     羅臼岳は雲ひとつなくくっきりと見え、国後島は逆光の海にある。
     羅臼から羅臼峠までは街と漁港が続き、春松小中学校の手前から、子供たちが上履きを持って登校していく姿が見える。今日から2学期である。
     八木浜町にセイコーマートがある。水は出発前に補給していたので寄らなかったが、このルートでは重要な補給地点となる。
春苅古丹川を越えると羅臼峠も近い。羅臼峠は標高100m以下なので高さは低いが、直線で一定の勾配の道が精神的にこたえる。上り途中に数台のチャリダーに追い越されていく。峠手前のボードに気温が表示されている。現在20℃だ。
     07:45羅臼峠。ピーク部はシェルターになっておりその中を駆け抜ける。ここから茶志別橋まで、最近改良された道が多くあり、一部区間では旧道となっている道をゆく。
     峰浜パーキングの先で羅臼町から標津町に入る。崎無異の海に網が引かれている。海に浮かんで見えるのはコンブだろうか。
    
     整備された道
   
    
     海側にも白樺が立ち並ぶ森の中の直線は日陰になり涼しい。良いペースで走っているとクランクを回すときに変な音がする。停まって見てみるとシフトケーブルがプーリーに絡まり、ケーブルの先がほどけてしまっていたのでビニールテープで応急処置をした。
薫別トンネルを歩道で上り、浜古多糠で旧道で急坂を降りる。このあたりは国土地理院の地図とは道が大きく異なっている。だいぶ道の整備が進んでいるようである。
忠類橋を渡り、国道から離れて忠類の街中を経由した。国道に戻り1Kmほど先に国後展望閣さいはて市場ドライブインが現れる。まだ10:10だが、もう40Km走っている。ドライブインの裏側に記念撮影用の看板があり、ここからは国後島まで24kmとある。
    
      国後展望閣から
   
     R244に合流し、「標津町ポー川自然史跡公園」を過ぎ、標津川を渡ると標津市街へ入る。ここには標津線の終着駅「根室標津駅」があった。廃線となって広かった駅は今ではバスターミナルと広場になっている。
     スーパーで鮭とおかかのおにぎりと惣菜を手に入れる。手作りのおにぎりはコンビニのおにぎりとは違いとても大きい。
浜茶志骨を過ぎて野付半島へ。フラワーロード950号が野付半島の中を行く。トドワラまでの往復は約35kmである。陸の幅がだんだんと狭くなり、右側に野付湾が広がってくる。左側にも海が広がり、海の中の細道である。もっとも細いところで別海町に入る。
    
     
     ナラワラ(ミズナラの木が立ち枯れた)を見てから、12:30野付半島ネイチャーセンターへ到着。野付風蓮道立自然公園である。
    トドワラ(トドマツが立ち枯れた)へは歩いて往復。
     14:15ネイチャーセンターを後にする。帰りは追い風のため、あっという間に標津まで戻る。中標津方面R272へ入ると、昨日からずーと眺めてきた国後島と海ともお別れである。中標津までは標津川南の丘陵地帯をアップダウンと緩やかなカーブの道が続き、中市街に近づくと郊外店の立ち並ぶ。ここから国道を離れて市街に入る。16:20今日の宿は中標津ホテルトーヨーグランドである。
     夕食のついでに中標津駅跡を見に行った。