09/04/12 栃木北部桜名所巡り
宝積寺駅-龍門の滝-馬頭公園-黒羽城址-那須塩原駅 晴 78km
ルート図
先週は桜を求めて遠出したが、ちょっと早くて2分咲き~7分咲きの桜だったので、今週は満開の桜を見に行こうと思った。神奈川、東京はだいぶ散り始めているので、山梨か群馬か栃木かで検討して、夕方の天気予報で栃木県が他より良い天気だったので、栃木北部の桜名所巡りをすることにした。
今日はJR東日本の「週末日帰りパス」を利用。2人用で14,000-。東北新幹線だと那須塩原まで自由席に乗車できる。
東京駅発7:40の各駅停車の「やまびこ」へ。16両編成で自由席車両も多くすいている。宇都宮駅で東北本線に乗り換え、2駅先の宝積寺駅からスタートする。
宝積寺駅は新しい駅舎で東口には「ちょっ蔵広場」というきれいなスペースになっている。今日はここからまず西へ向かい烏山を目指す。県道10号を途中で離れて、なるべく烏山線に沿うルートにした。薄曇だが日差しもさしてきて暖かい。
仁井田駅を過ぎると高根沢町から那須烏山市へ入り、のどかな田舎道が続く。
大金駅から烏山線とは離れ、荒川の渓谷に沿いつつ一山越えて、まず江川の「龍門の滝」へ。思ったより雄大な滝を目にする。園内の多くの桜は半分位散ってしまっていたが、谷間の日陰の桜はちょうどきれいだった。
龍門の滝近くにある、その名もズバリの「滝駅」から愛宕公園へ超急坂を上ったが、ここは桜は終わりかけで残念。烏山の街へ下って、輿野大橋で那須川を渡り左岸を北上する。この後は馬頭、黒羽の桜の名所へ向う。
県道27号は交通量も少なく、路面もきれいで走りやすい。那須川町に入り馬頭の街へ。高台に馬頭公園の桜の色が見えてきた。公園でお花見にしようと、ちょうど見かけた地域密着的なスーパーに入ると、お弁当が260円均一。カツ丼とチキンカツ弁当、品数が少ないけど260円は嬉しい。他のお客さんも手を伸ばして見る見る売れていった。
高台の馬頭公園へ。桜散り始めだが、ほぼ満開の桜に囲まれている。天気も良く、高台から見晴らしもいい。
「道の駅ばとう」近くで川沿いの桜並木を見かけたので寄ってみた。地元の人はよく知っているのだろう、たくさんのグループがお花見に来ていた。
一山越えて川沿いへ下ると馬頭温泉郷、いくつかの温泉旅館を横目に進むと、町営温泉「ゆりがねの湯」。多くの人で賑わっている。大田原市に入り、県道298号を少し外れて田舎道を進む、今日は朝から鯉のぼりを多く見かけるが、ここでも大きな鯉のぼりが泳いでいる。
黒羽の街まで来た。北上したためか標高が上がったためか、ここは桜が本当の満開だ。黒羽城址、芭蕉公園一体も多くの桜に満ち溢れている。
那須川へおりて歩行者用橋を渡る。裏道を抜けて、道の駅「那須与一の郷」で休憩。少し疲れてきた。
R461新しいバイパスを通り、大田原城址、龍城公園の桜は、時間の余裕がなくなってきたので下から眺めるだけにした。
次の桜の名所の乃木神社へ向かおうとすると 「ぽっぽ通り」の標識のある道に出た。どうみても線路跡で、予定の道ではないがせっかくなのでこの廃線跡を進む。しばらく行くと「乃木神社前駅跡」の駅名表があり、案内が書かれていた。ここは東野鉄道の線路跡で、昭和43年廃止されたことなのでもう40年も前の話。
乃木参道の桜並木を抜けて乃木神社へ。予定では次に西那須野の鳥ヶ森公園まで寄るつもりでいたが、時間がなくなったので、ここから那須塩原駅へ直行することにした。乃木神社の裏の池もきれいだった。
最後は県道53号で那須塩原市に入る。ブリジストンの工場の桜が西日に輝く。今日一番きれいだった。
16時過ぎにゴールの那須塩原駅に到着した。
帰りの「なすの」と東海道線でレポートを書きながら帰宅。今日は先週見逃してしまった満開の桜を見られて良かった。