※四国九州レポがあと1日残っていますが、今日も割り込みです。
本庄早稲田駅-こだま千本桜-長瀞桜並木-熊谷桜堤-熊谷駅 66km ルート図
2009年のお花見。4/5日曜日がピークらしい。前日のウェザーニュースで天気をチェックすると、北の方が天気が良さそうだ。桜の名所を調べて埼玉まで足を伸ばすことにした。
訪れる桜名所は3箇所。本庄市の「こだま千本桜」、長瀞の「桜並木」、そして熊谷の「熊谷桜提」。3カ所をルートで繋げてみると60Km強でほどほどの長さだ。
東京発8:04発のMAXたにがわは16両編成なので、平日・休日ともすいていて重宝している。スタートの本庄早稲田には8:50に到着する。
9時過ぎに本庄早稲田駅をスタート。駅裏手の早稲田キャンパス内の道路に入る。郊外のキャンパスらしい自然に囲まれた中を通り、小山川(こやまがわ)に出る。
小山川は河川敷にサイクリングロードが整備されている。秩父の山を前にしてどんどん進んでいくと、桜並木になってきた。
折りしも、今日は「こだま千本桜まつり」が開催されている。しかし、桜の開花はあと少し、木によっては5分咲きになっているが、ほとんどは1~2分咲きだ。
祭り会場では10時の祭り開始に向けて、たくさんの人が集まり、出店が出て、太鼓も準備されていた。しかしこのあたりが一番開花が遅れていて残念だ。
祭り会場を過ぎると、5分咲き地帯になり淡い桜色が目につくようになる。花見の場所取りの人もちらほらといた。
桜並木が終わるとともにサイクリングロードも県道に吸収される。ここからは県道44号 で小山川を上り長瀞へ向かう。埼玉県でこうした山間の道を走るのは初めてで、新鮮な気分になる。
太駄(おおだ)、出牛(じゅし) を過ぎて、少し登ると今日のピークに到達。ここから長瀞までは下りになる。
風も追い風であっという間に荒川に到着。栗谷瀬橋を渡り、親鼻駅に寄ってから再び親鼻橋で荒川を渡る。長瀞ライン下りの舟が数隻停泊していた。
川沿いに入れば南桜通りの桜並木の中の道に入る。ここは5分咲きで、こだま千本桜より開花している。景色が良さそうな川岸が見えたので行ってみると、秩父鉄道の上長瀞鉄橋がいいアングルで見える場所だった。数分待って普通列車が通過したので撮影する。
上長瀞駅に寄ると、もうすぐSLが来るとのこと。次の長瀞駅へ向かう途中でSLを撮影する人が集まっていたので、一緒に待ってSLを撮影した。
長瀞駅は列車が到着した直後で賑やいでいた。駅前で舟下りの案内や食堂の看板が多く見られる。お昼前だったので近くの蕎麦屋で昼食にした。
昼食後、長瀞駅から川へ向かう。この通りは狭いが、食堂、お土産屋が集まり一番賑やかだ。岩畳にも多くの人が見学に来ていた。ここからも舟下りが出ている。
長瀞駅から先は北桜通りになり、数キロの桜並木が続く。空もすっきりと晴れ渡り5分~7分咲きの桜がいい色合いになっていた。
途中の金石水道橋から一度荒川の渓谷を眺めて、下流の高砂橋で荒川右岸に渡り、県道 82号で寄居へ向かう。国道140号より交通量が少なく、100m位上ると荒川がパノラマで見ることができる。
寄居橋で左岸に渡りR140へ、車も増えて走りづらいのでできるだけわき道に逃げた。途中「道の駅はなぞの」で休憩して、その後もわき道を縫って行く。
熊谷が近くなり大麻生公園の西端へ。ここから荒川の堤防上の道、河川敷のゴルフ場の脇のダート道をひた走る。大麻生駅からは桜並木に。折り返しのSLの撮影をするため準備している人が人がたくさんいた。
堤防上の道もやがて舗装道になり、熊谷桜提へ。熊谷に近づくにつれ人も多くなり、土手下で宴会をしているグループも多い。
荒川大橋から先はさらに賑やかになり、土手下では露店がたくさん、人も群れをなしていたので、ここから川を離れ熊谷駅へ直行した。
今日訪れた桜の名所は思ったより開花が進んでいなかった。自宅近くだったら満開であったので、わざわざ遠くまで来てとの思いもあるが、今週中半に行かれる方がいればちょうど見頃だと思いますので、参考まで。