09/03/07 四国九州1日目 桂浜・横浪黒潮ライン

2018年3月20日サイクリング

03/07(土) 羽田空港・・・高知空港-浦戸大橋-桂浜-黒潮ライン-宇佐大橋-横浪黒潮ライン-須崎 60km ルート図
ANA561便8:35発にて高知空港へ出発。羽田の出発混雑と気流の影響で遅れるらしい。
静岡付近からは雲上の飛行だったが、高度を下げると室戸岬が見え、海岸線に沿って高度を下げていき、高知龍馬空港へは20分遅れで到着。
手荷物受取では1台は手持ちで来たが、1台はベルトコンベアから現れた。
到着口前で準備。曇りの予報だったが晴れていて暖かい。幸先の良いスタートになった。
今日のコースは須崎まで約60km。昨年末にロボさんが走ったコースにほぼ沿っていく。
空港を出てすぐ脇道に入り、空港の管制塔を背中に水田の中の道を行き、国道を横断するとすぐに海へ出られる。
穏やかな太平洋が広がる堤防の上の自転車道をしばらく走るが、途中で行き止まりとなったので家並みの中の細い道へ入った。


車一台がやっと走れるほどの路地を進むと、やがて県道14号に出る。高知市街へ繋がる交差点付近になると店舗が増えてきた。
サンゴセンター、レストランかつお船などを横目に進むと道は浦戸大橋に向う。

浦戸大橋は道幅が狭く、大型車2台がすれ違える最小限の道幅の両側に、自転車で走るには難しい極細の歩道がつく。さらに勾配もきつい。

橋を渡り終えたところで桂浜へ向かうため左折し、小高い山を越えると桂浜公園に入る。遊歩道に入ってまずは桂浜へ。両側を小さな岬に挟まれて、眩しく輝く海岸である。
公園入り口の駐車場横に土佐闘犬センターと数件の土産物屋が並び、ここで簡単な昼食をとった後は歩いて坂本竜馬像を見学した。

午後のスタート。まずは浦戸大橋の下をくぐり、浦戸湾から短いトンネルを抜けると海岸沿いの国道へ出る。
黒潮ラインはまっすぐな道が続き、とても走りやすい。旧春野町(現高知市)に入り国道を下に見下ろすような堤防上のコンクリート道を行き、仁淀川河口大橋は上流側の歩道に移って渡った。
仁淀川を渡ると土佐市に入る。宇佐の手前のくじらのオブジェクトの先から国道を離れて宇佐の街の中へ。

宇佐大橋で浦ノ内湾を渡ると横浪半島。横浪黒潮ラインに入ると、横波半島の上り坂が始まる。
第36番霊場・青龍寺が近いこともあり、お遍路さんの姿をはじめて見かけた。
10%程の坂道が続き、国民宿舎土佐を高台に見て太平洋を上から眺めるパノラマラインへ。

須崎市に入り、スポーツで有名な明徳義塾高校がある。ずいぶん大変な場所にあるなと思ったら、全寮制だそうだ。
ピークは150m位だが何度もの上り返しが続き、海岸線は断崖絶壁が続く、小さな湾には集落もあるらしく道が下へ延びている。たまに観光客の車が行る他は、高速バイクが行き交っている。

帷子崎展望台の駐車場やビューポイントからは絶景が拝めるが逆光気味で残念。できれば午前中に訪れたい。

半島の背中を走り終えて下りにかかる。山桜も咲き始めていた。
下り終えて浦ノ内湾の最深部に着いた後、上り返して県道23号に合流、ここから須崎までは一本道だ。

鳥坂トンネルを抜けると須崎まで緩やかな下り道が続く。お遍路さん用の休憩所が道端に見かけた。
住友大阪セメントの大工場から須崎バイパスを渡えば須崎市の中心街。須崎駅から 国道に出ると今日の宿「ビジネスホテルさつき」に到着した。

一休みした後、須崎の名物鍋焼きラーメンを食べに、近くのお好み焼きや「だるま」へ。ノーマルな鍋焼ラーメンとキムチラーメン。思ったより小さい鍋、量も少なめだった、飲んだ後の締めのラーメンという感じだ。その後居酒屋でかつおのたたきととびうおのお刺身を頼んだら、量が多くてこれだけで十分満足だった。