08/12/24 知多半島2日目
12/24(水) 内海-鳶ヶ崎-師崎-豊浜-内海-野間-常滑駅・・・中部国際空港 ルート図
知多半島ツーリング2日目。今日は知多半島の先端部を回る。8時に宿を出発。冷え込んでいてサドルが夜露でびっしょり濡れていた。まずは西岸の南知多町内海から、県道279号でちょっとした峠を越えて昨日走ってきた東岸に戻る。南知多グリーンバレイを過ぎるとまもなく標高50mほどのピーク、ここでいったん三浜町に入る。三浜町と南知多町は合併して「南セントレア市」となる話が有名だったが、結局合併は中止となってしまった。
古布でR247に入り南へ。南知多町に戻り、海田鼻付近で軽く丘を越えるが追い風基調で楽々と進む。
鳶ヶ崎海水浴場から海沿いの道に入り鳶ヶ崎を抜けようとしたが、道が通じていないためいったん国道に戻って迂回していったが岬には何もなかった。次の大井漁港のを挟んだ対岸にある聖崎公園には海の中に弘法大師の像が立っている。
師崎中学校の先の丘一体は海陽系ウォーターフロントリゾート「チッタナポリ」。昨日から高いビルが見えるなと思っていたが、ここのナポリタワーというリゾートマンションだった。
次第に賑やかになってくると師崎の街。師崎港ではいつもは朝市が開かれているらしいが今日は休業だった。フェリー乗り場の横を抜けると知多半島の最南端羽豆岬に到着。岬からは日間賀島、佐久島、篠島、渥美半島、遠くにかすんでいるが志摩半島の方も見ることが出来た。
知多半島の西岸に入ると一気に険しい地形となるが、太陽を背にして順光となるので景色はとても鮮やかだ。
豊浜さかな広場で小休憩、入口前に1匹の猫がいて、訪れる観光客に遊ばれるのを楽しんでいるようだった。
ここからはきれいな海岸が続き、高級旅館・ホテルが点在する。山海、昨日泊まった内海の千鳥ヶ浜は砂粒の大きさが世界一小さいそうで、触ってみるとほんとにさらさらだった。
知多半島を足にたとえると膝にあたる部分に建つ野間灯台の先から、国道を離れて野間海水浴場に進むと沖に中部国際空港が見えてきた。わずかな向かい風が正面からやってくるので少し疲れてきた。
南知多ビーチランド、奥田海水浴場と海岸沿いをひた走る。いい所だが景色の変化のなさに飽きてきたところ、人懐っこい今日2匹目の猫が現れて来た。
常滑市に入り、空港の建物も大きく見えてくると道は街中へ入っていく。常滑は「とこなめ焼」で有名な街で、やきもの散歩道という散策コースが設けられている。急坂の迷路のような細い路地を案内板に従って進むと一番有名な土管坂に着いた。切通しの両側の壁に土管が埋め尽くされている。
陶磁器会館から招き猫がずらりと並んでいる坂を下りゴールの常滑駅に到着した。
予定の時間よりだいぶ早かったので、常滑駅からいったん中部国際空港駅まで輪行した。スーツケースの乗客に混じってBD-1を転がして、空港を少しだけ見学してから特急で名古屋駅、新幹線に乗り換えて帰路に着いた。