08/12/23 知多半島1日目

2018年3月20日サイクリング

12/23(火) 蒲郡駅-西浦温泉-蛭子岬-一色-衣浦海底トンネル-半田-知多半島CR-内海 ルート図
2008年最後のツーリングは1泊2日で愛知県知多半島へ。小田原から新幹線で豊橋、東海道線に乗り換えて蒲郡駅まで輪行した。
蒲郡駅を8:30過ぎに出発。蒲郡競艇場前を通り、形原漁港に架かるブルーブリッジを渡る。朝日に照らされる三河湾と対岸に渥美半島が見える。


形原漁港から先は遠回りとなるが西原半島へ向かった。海岸沿いの道となり交通量がぐっと減る。スパ西浦モーターパークを過ぎるとまもなく西浦温泉に到着。たくさんのホテルが高台の上までびっしりと立ち、整備された海岸がある。道路はホテル街の丘の上へ上っていくが、岬の周回路となっている橋田鼻遊歩道と松島遊歩道へ進んだ。ところどころに階段があり、自転車を持ち上げる必要があるが20分ほどで周ることができる。

県道に合流して西浦半島を回りきると県道321号「幡豆(はず)街道」へ。名鉄蒲郡線に沿って、こどもの国、幡豆の街を抜けて、西幡豆から蛭子岬へ向かう。
堤防上の道を走っていると、海岸縁には数千羽の鴨が漂っているのが見えるが、近づくとゆっくりと泳いで逃げていき、通り過ぎると、またゆっくりと戻ってきていた。
細い旧道で高台の岬を越えると眼下に見えるのが吉良温泉。そびえているビルは三河湾リゾートリンクスだ。

長い海岸の終端が蛭子岬。砂浜造成用だろうか、岬から防波堤が先に伸びていたので先端まで行ってみた。
蛭子岬から先は、地形が一変して一面に平野が拡がる。矢崎川を渡り吉良吉田駅から区画整備された畑作地帯の中へ。離島地区を抜け、松大橋で矢作古川を渡ると一色町に入る。
2004年に廃止された名鉄三河線の松木島駅跡を過ぎると、道の両側にうなぎ養殖場の大きな建物やビニールハウスが点在する。

一色大橋を渡ると一色さかな広場に到着。ここで昼食にした。一色町はうなぎの養殖が盛んで、うな丼とまぶし丼を注文した。ただしうなぎは一色産がなく、台湾産とのことで100円引きだった。

一色さかな広場から堤防上の道へ、3kmほど延々と続いている。西側遠くは火力発電所の高い煙突をはじめ、工業地帯となっている。
ここからは西尾市から碧南市へとR247を淡々と西へ向い、衣笠海底トンネルの入り口へ。歩行者と自転車はスロープ付きの階段で地下11階まで下りて通っていく。

トンネルを抜けると半田市、ここは半田運河と蔵などが名所になっている。運河に出ると酢の匂いがする。ミツカンの本拠地であり、黒塀に囲まれた工場群が続く。半田市内は「東海自転車散歩」の記事を参考にして、武豊線ガードのレンガトンネル、赤レンガ建物カブトビール、紺屋海道、旧中埜家住宅を見学した。

ここからは知多半島を南下する。知多半田駅から南知多道路の半田ICに出て、知多半島サイクリングロードに入る。武豊町武豊ICまで5kmほど、知多半島の背骨を縦断する道のため若干のアップダウンがある。

CRから海岸に戻り海へ。R274を交差して海沿いの小道をしばらく走る。

知多半島中部に位置する三浜町へ。名鉄河和駅付近から半島を横断して、今日の宿のある内海へ向かう。ピーク地点に南知多ICがある。
南知多町に入り名鉄知多新線の終点内海駅近くの「民宿魚虎」に予定よりもだいぶ早く到着した。
夕食前に近くの日帰り温泉「白砂の湯」へ。中部国際空港へ着陸する飛行機と日没を眺めながら露天風呂でのんびりとした。「民宿魚虎」は居酒屋で、美味しい夕食で満足だった。