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15/09/23 種子島屋久島奄美大島4日目

9/23(水) 雨のち曇 安房…紀元杉-ヤクスギランド-安房-尾之間温泉 46km コース図
早朝はどんよりとした曇空。ホテルの部屋から安房港から出港したジェットフォイルが種子島を背景に波を立てて去っていった。
今日は屋久島の山方面へ。屋久島といえば縄文杉だけれど、そのためには本格的な山登りで、往復にかなり時間がかかることもあり、初心者向けのヤクスギランドへ行くこととした。
昨日頼んでおいたお弁当を受け取り、重い荷物は預かってもらってから出発。安房の街中を周ってから安房バス総合庁舎前バス停へ、ここはバスターミナルになっていてヤクスギランド・紀元杉へのバスはここが始発になる。「紀元杉行き」のバスは数名の観光客を乗せて一気に山を上っていく。はじめのうちは海が見えていたが、上るにつれて雨が強くなってきた。


ヤクスギランドからさらに先、安房から1時間ほどで終点の紀元杉に到着。標高1,200mまで上がった。バスを降りると土砂降りの大雨で急いで自転車組立てる。
バス停から少し戻ると紀元杉の横、道がすぐ脇を通っているので、車で来て見れる屋久杉である。樹齢3,000年を越えるともいわれる。木道で杉の周りを歩く。
紀元杉からヤクスギランドへ。雨はちょうど止んでくれて、ほぼ下り基調の道を行く。途中でヤクシカに遭遇。



ヤクスギランドに到着。自転車は休憩所の屋根の下に置かせていただいた。歩く準備をしてスタート、4つのコース設定があるが、80分コースで。
最初の整備された遊歩道から山道となり山中へ入っていく。深い森、激しく流れる川、いくつのも吊り橋を渡る。苔に覆われた木々。雨だからとても幻想的だ。
さらに雨は強くなってきた。遊歩道に戻って、あと少しでゴールという時に、段差を滑ってすっ転んでしまった。




売店の2Fの休憩所でお弁当を食べ、これからに備えてしっかりと雨装備。
雨が弱くならないかなと思ったけれど、余り変わらなそうなので出発。標高差1,000mのダウンヒルであるが、景色は見えず、メガネにたまる水滴を拭いながらゆっくりと下っていく。
数頭の屋久猿の群れが道端に。母猿の背中に小さな赤ちゃん猿がしっかりとしがみついてこちらを見ている。
雨が少し弱まると濃霧で視界は10mほど。
標高300mまで降りてくると、霧も晴れ、雨もやんだ。
屋久杉自然館前から松峰大橋方面へ。安房森林軌道のレールが横に見られる。
松峰大橋は屋久島で1番高い橋。




屋久島グリーンホテルで荷物受け取り。今日の宿の尾之間(おのあいだ)へ、昨日のバスで来た道を逆戻りする。安房から時計回りに進んでいくと、南側から青空が見えてきて雨ももう大丈夫そうだ。
海へ直接落ちる滝のトローキの滝を見て、JR屋久島に到着。



今日の宿は、「JRホテル屋久島」。高級ホテルだが今日はシルバーウィーク最終日で明日は平日なので、少しリーズナブル。
夕食は尾之間会席、和洋中系いろいろな料理で。写真は「鹿児島県産メヒカリの唐揚げ」。

呼人

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