5/5(火)晴 新宮-新宮駅…那智駅-三輪崎-新宮-紀宝町-熊野市駅 46km ルート図
紀伊半島ツーリング最終日。ゴールの三重県熊野市まで海沿いの道をのんびりと。
7時過ぎ、ホテルニューパレスを出発し、街中を少し周って新宮駅へ向かう。新宮駅のホームには懐かしい洗面台がある。かつての「紀伊」や「はやたま」などの夜行列車を思い出す。
まずは紀勢本線で熊野市とは逆方向の紀伊駅まで輪行。新宮から熊野市までは距離が近すぎることと、那智駅まで行けば昨年1月のツーリングルートと繋がるからだ。
那智大社、那智の滝へ向かうと思われる数名の観光客とともに那智駅で下車、道の駅を併設している那智駅から再出発。R42で新宮方面へ、途中で旧道のトンネルへJR、旧道、現国道と3つのトンネルが並ぶ。
今日は天気も上々できれいな海、遠くに勝浦、ホエル浦島が見える。
いったん国道を離れて宇久井港、宇久井海水浴場へ寄り道。
国道に戻ると那智勝浦町から新宮市に入る。この道は熊野古道中辺路であり、大きな郊外店の脇に「佐野王子」の石碑がある。
新宮港、三輪崎港から三輪崎の街へと進んでいく。
三輪崎からR42旧道へ、そして新宮の海側を抜ける新しいバイパスの県道231号線で熊野川河口へ。2日前、天辻峠を越えて大塔から付き合ってきた熊野川はここで太平洋へ。
新宮城跡から熊野大橋で熊野川を渡れば三重県は紀宝町。熊野大橋は新旧2つの鉄橋が架かり、下流には紀勢本線の鉄橋と熊野川河口、三重県側に紀州製紙紀州工場がある。
「道の駅紀宝町ウミガメ公園」。ここではウミガメを飼育していて、プールに数匹のウミガメが泳いでいる。
紀宝町から「年中みかんのとれる町」御浜町へ。阿田和駅前に「道の駅パーク七里御浜」があり、国道沿いにもみかんの売店が並ぶ。
旧道の橋を渡っていると、川面に亀がたくさんいた。
神志山駅から途中から熊野古道伊勢路に繋がる道へ。真っ直ぐな道が小高い山にぶつかると「花の窟神社」だ。日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれており、高さ45mもの巨岩である磐座(いわくら)が神体。
神社からすぐに熊野市の街へ。帰りの列車で食べようと思って、寿司屋で持ち帰りを頼もうと思ったけれど、混雑していたので近くのスーパーで寿司を買った。
天気が良くてもったいないけど熊野市駅にゴール。駅に売店がなかったので、駅前でビール「熊野古道麦酒」を購入する。
「ワイドビュー南紀」で名古屋へ。熊野市から北は厳しい地形に変わり、尾張、紀伊長島へと続く。いつかはこのルートを走ってみたいなと考えながら「熊野古道麦酒」をいただいた。