15/01/10 塩飽本島と丸亀から観音寺
1/10(土)晴 丸亀…塩飽本島…丸亀－観音寺 52km ルート図
四国ツーリング2日目。今日は瀬戸内海の島に寄ってから丸亀に戻って西へゆく。
フェリーの時間に合わせるため、ホテルを6時半に出発。 まだ真っ暗である。
まずは丸亀港の横の国道沿いのうどん屋「喰うかい」へ。ここは事前に調べた店で早朝から開店していて、「牛すじうどん」と「釜たま」をいただいた。
空が少し明るくなり、丸亀港フェリーターミナルへ。これから向かうのは塩飽本島(しわくほんじま) 、瀬戸大橋の西に位置する周囲16.4kmの島だ。
本島汽船のフェリーに乗船、丸亀港7：40に出港して35分で到着する。数台の車と乗客は20名ほどで出港。宇多津ゴールドタワー、工場地帯。そして南備讃瀬戸大橋、北備讃瀬戸大橋を間近に、雲の切れ目から朝陽が差してきて、穏やかな瀬戸内海の景色を堪能する。
8:15 本島港に到着。数台の車と乗客がささっと入れ替わる。ここから時計周りで島一周のスタート。
港町を抜けると瀬戸大橋をバックに上り坂となり、山の中腹へ登っていく。島の西側に出ると対岸は広島（県でなく島の名前）。本島と同じく丸亀から船が出ている。
土曜の早朝、少し寒いが天気は良く、瀬戸内海の島を走れるということはとても嬉しい。
しばらく山中の道を走ると生ノ浜地区に到着。観光パンフレットに出ていたポイントを目指す。
まず夫婦蔵という小型の蔵、そして次は「水見色小学校」。見たことはないけれど、映画「機関車先生」のロケ地で、校舎の中にも入ることができる。昔ながらの教室の風景だ。
福田地区で海岸に数匹の猫とカラスがたむろっているのを見かけた。1匹の猫が魚（漁の余り物？）を咥えて、悠々と道路を歩き路地へ入っていった。
島の北西端のフクベ鼻は道路が通じていないので、福田からから島の北側へ抜ける。
大浦、屋釜海水浴場と進む。対岸には倉敷の工業地帯が見える。
島の北東側に出ると本州側の鷲羽山、下津井大橋が見えてくると笠島地区に入る。まずは遠見山展望台へゆくことにした。途中までは自転車で上るが最後は階段で展望台へ登る。
展望台からは下津井大橋から続く櫃石島橋、岩黒島橋、そして南北備讃大橋と本州から四国に続く橋が一望できる、橋好きの人にはかなりのおすすめスポットです。
笠島は「 重要伝統的建造物群保存地区」で島一番の観光スポット。「まち並保存センター」と築百年の個人邸宅の「吉田邸」を見学する。
島には猫が多いと書かれていたが、その通りにどこにいても猫がいたが、ここで一番の大群と遭遇した。8匹ほどの猫がじゃれてきた。
塩飽水軍の本拠地、「塩飽勤番所」で島一周。
12:35発のフェリーで丸亀港に戻る。港近くのうどん屋で「生醤油うどん」と「天ぷら釜揚げ」、そして「おでん」も。
港近くの「うちわの港ミュージアム」へ。丸亀は日本一のうちわの産地、90％シェアの「丸亀うちわ」でいっぱいだ。
14時になり午後のスタート。今日の宿泊は新居浜。行けるところまで行って輪行の予定である。
さぬき浜街道から多度津、海岸寺と過ぎ、津島ノ宮駅へ。この駅は近くにある津島神社の8月の祭りの日の2日間しか列車が停まらない駅で。津島に渡る津島橋も今は通ることができず、ゲートで塞がれていて床板も外されている。
詫間駅で列車の時刻と先の予定を考えて、観音寺駅まで走ることにした。ここからは旧街道の雰囲気の道が延々と続く。夕方になりだいぶ寒くなってきた。
16時半前、ようやく観音寺駅に到着。接続良く「特急しおかぜ」で新居浜駅へ移動。寒いので新居浜駅からはそのままタクシー（ワンメータ）でルートイン新居浜に到着した。
