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14/08/10 秋田県小坂町

8/10(日) 雨時々曇 八幡平リゾート…大更駅…十和田南駅-小坂町-鹿角花輪 32km ルート図
夏休みツーリングは昨年と同じく東北へ。盛岡から青森まで5日間の計画を立てた。
で、今日8/10は本来は2日目なのだけれど、昨日から雨続きでまだ自転車に乗っていない。
大型の台風11号は9日夜に高知県に上陸したが、速度が遅く10日朝の時点でまだ兵庫県あたりだ。予定では今日は八幡平リゾートから八幡平を越えて鹿角花輪までのルートだったが、この気象状況なので昨日の時点で悩むこともなく八幡平越えは中止としていた。 
天気予報通り朝から雨。スキー場を眺める部屋でのんびり過ごして、タクシーで花輪線大更駅へ。駅についた時は土砂降りだったが、一過性でその後はポツポツした雨に変わった。大更駅は昔ながらの木造駅舎で、列車本数も2~3時間に1本程度だが駅員がいる。ホテルからのタクシーが思ったより早く駅についたので、のんびりしながら列車を待ち、2両編成のディーゼルカーに乗車。



車内は観光客でそこそこの乗車率だ。安比高原を越えて湯瀬温泉へと進んでいく。
朝チェックした時は一日雨が続きそうなので、今日の宿の鹿角花輪駅まで行って、近くの日帰り温泉でのんびりしようかと思っていたのだけれど、花輪に近づいてきた頃、雨雲レーダーを見てみると、さっきまで雨を降らせていた大きな雨雲は北上して去り、午後はあまり雨が降らない様子だった。そこで再度予定変更にして、明日行く予定だった小坂の街に行くこととした。
鹿角花輪駅を過ぎ、十和田南駅で下車。乗客は多かったけれどここで降りる人は少なかった。
2日目の昼としてようやくBD-1を展開して出発。路面は濡れてるが雨は上がっている。十和田の街中を通る旧道を抜けてからR282へ。水田と東北自動車道を左に見ながら小坂町に入った。



かつては小坂鉱山など鉱山資源で栄えた小坂の街に近づくと、遠くから機関車の汽笛が聞こえてきた。後で訪れるレールパークからであろう。
昼食後、小坂町観光へ。鉱山の方へも行きたかったけれど、「明治百年通り」の3箇所の見学処へ。
まずは小坂鉱山事務所。小坂鉱山の事務所だった建物を移設して小坂町の歴史資料館となっている。


次は「小坂鉄道レールパーク」。2009年に廃止された小坂鉄道の小坂駅跡がレールパークとなっている。
駅構内は当時のレールがそのまま残り、ディーゼルカーやラッセル車などが並んでいる。車庫の中にも車輌やディーゼルエンジンが鎮座していて、なかなかマニアック。
ディーゼルカー機関車の運転台にも入ることができ、(ちょくちょく聞こえてきた)汽笛を鳴らすこともできて感激した。






最後は明治の芝居小屋 国重要文化財【康楽館】。ここでは見学コースで入場すると、奈落や回転舞台の下の構造物が見学できる。



そうこうしているうちに、次の雨が北上してきたので花輪に戻ることにした。
しっかり雨装備をして花輪へ。R282バイパスは走りやすく、あっというまに花輪市街に到着。鹿角花輪駅前の「お宿ちとせ」に到着した。
鹿角は「きりたんぽ発祥の地」。そして「花輪ばやし」を一週間後にを迎え、街中に祭りの装いが多く見られた。



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