14/07/19 奥尻島・道南ツーリング3日目- 奥尻島から瀬棚・島牧
7/19(土)曇のち晴 宮津-稲穂岬-宮津弁天宮-奥尻港・・・瀬棚港-茂津多-島牧 70km ルート図
3日目。今日の予定は午前中は奥尻島の北側、稲穂岬を往復して奥尻港へ戻る。そして奥尻港1205のフェリーで奥尻島を離れて瀬棚港へ。そこから北上して島牧までだ。
今日もイカ刺しをはじめ、美味しい朝食をいただき、8時過ぎに「御宿きくち」さんを出発。
天気は曇り、南東からの強い風が吹き、山の斜面を登るときに雲となり、山の上の方は雲に隠れている。
稲穂岬へは北へ向かうので追い風に乗り順調に進む。
白黒の灯台が見えるとまもなく稲穂岬に到着、石が積まれた賽の河原が広がる。
ここから島の西側に周ると稲穂地区が続く。ここも津波で壊滅的な被害を受けたが、今ではきれいに再建されている。
稲穂地区を抜けると道は山の中へ上っていく。先に進めば昨日走った道路に繋がるが、ここで折り返し。高い防波堤が続き、ここでも地区の裏山側には避難路が整備されている。
稲穂岬灯台まで戻ってきた。灯台まで上ってみようかと思ったが、道がかなりの草に覆われていて行くには厳しそうだったので諦める。
稲穂岬から来た道を戻るが、来るときには素通しした宮津弁天宮へ。朝見た時は道の展望台からかなりの階段を下って上っていくのかと思っていたが、北から来ると下の宮津地区への脇道で弁天宮の下に出られるとわかったので、港からから階段を登って弁天宮へ。
フェリーの時間までだいぶ余裕があったので、のんびりと港へ向かう。最後に奥尻地区を一周りして、セイコマでお昼のおにぎりとサンドイッチを購入して港へ。
奥尻島へは1隻のフェリーで運行されている。早朝からまず江差まで往復して、次の昼の便が瀬棚行きとなる。
昨日見かけたバスの観光客がいたので、ターミナルはそこそこの賑わい。
江差からのフェリーが到着すると、ヤマトと佐川の運転手乗り込んでトラックを運転して出てきた。
車が降り終わるとバイク2台に続いて乗船となる。
12:05、うにまる君に見送られて奥尻島を離れた。
瀬棚までは一等ラウンジに乗船した。リクライニングシートが両側に、中央にはソファーが置かれている。
フェリーは午前中に走った島の北東側、宮津弁天宮、灯台の沖を進む。
北海道本島、瀬棚側の陸地が大きくなってきた。ここも険しい地形が続いている。熊石から瀬棚への区間で、前回来た時は山の奥にある国道を進んだのだが、その後道道740号がこの険しい区間に開通した。今度来た時はぜひここを走ってみたい。
奥尻島から瀬棚へは、江差より近く1時間半程で瀬棚港に着岸した。今日から三連休となるので、奥尻島へ向かう乗客が数多く待っていた。
瀬棚港からはR229で島牧まで40km弱は以前に走った道。天気もすっかり良くなり、追い風でグングンと進む。
茂津多トンネルを抜けると島牧村へ。長いトンネルを何本も走るが車は少ない。
白糸トンネルの後は道は東に向かう。ここから向かい風となるが、お昼が少なかったか、エネルギー切れでなかなか足が回らなくなってしまった。
なんとか道の駅しままきに到着して、スタンプを押してからYHにチェックイン。追い風のお陰で瀬棚からの所要時間は前回の30分も早く到着となり、夕食までゆっくりと休憩することができた。明日が今回のツーリングでは距離および標高差が一番厳しいルートとなるので助かった。