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14/07/17 奥尻島・道南ツーリング1日目-厚沢部から奥尻島

7/17(木)晴 函館空港・・・厚沢部-江差港・・・奥尻港 25km ルート図

7月の3連休に+前2日を追加して、4泊5日で北海道へ。
今回のルートはまずは北海道の離島で訪れていない奥尻島へ、後半は瀬棚から岩内まで日本海側を北へ向かう。
平日昼間の羽田空港第1ターミナル。手荷物預けはすいていたけど、自転車を預けるときのJALのいつもの手順で、確認の係員が来るまで数分待つ。
JAL1165便函館空港行きは定刻1300に出発。関東上空は雲に覆われていたが、次第に晴れてきて猪苗代湖、十和田湖、津軽半島上空を飛行し、函館市街の上空を通過して1420に函館空港に着陸した。


自転車を受け取ったらすぐにタクシーへ。というのも、5日間の旅程をいろいろと考えた結果、今日中に江差港からフェリーで奥尻島に入ることとなり、函館から江差港まで80kmの自走では時間的に不可能なので途中までタクシーとした。
個人タクシーに乗り、函館市街-産業道路からR227に入り大野川を遡る。最初にスタート地として予定していた中山峠に着いたの15時半。ここからは道は下りとなるけど、江差港までの残り38kmを2時間半では厳しいので、次の予定地の厚沢部(あっさぶ)町鶉地区のセイコーマートまでタクシーで進むこととした。


16時前にセイコマに到着し、準備をして16時に出発。ここから江差港までは24kmなのでだいぶ余裕ができた。
厚沢部町はメークイン発祥の地で、「おらいも君」はメークインをモチーフにした町のイメージキャラクターである。
町の中心街にある「道の駅あっさぶ」。ここでいつものように北海道道の駅スタンプラリーのスタンプ帳と、厚沢部町のカントリーサインマグネットを購入した。





海が近づくにつれて平野が広がってきて、乙部町方面からのR229との交差点で江差町に入る。この周辺には郊外店が多い。小高い丘を越えて江差の街までは7年前に走った道だ。
こじんまりとした建物の「道の駅江差繁次郎浜」を過ぎると江差の街中へ、ハートランドフェリー江差港ターミナルに1735に到着。受付は出航の1時間前からだったので、待合室で少し待って乗船手続きをした。



乗船までの時間で船内で食べる夕食を調達に高台の街へ。坂を登ったところの江差前「魚喜」さんで寿司を折り詰めにしてもらう。
港に戻ると奥尻からのフェリー「アヴローラおくしり」がちょうど着岸したところで、車の下船が終わるとすぐに乗船開始となった。車輌甲板で自転車を係員に預けて、階段を昇り客室フロアへ。一番乗りで二等客室の一番後ろの区画に陣取る。フェリー乗客は全部で20人くらいだろうか、船内は1区画に3-4人程度とがらがらだった。
夕陽に輝く海を眺めながら江差港18:45時刻通り出航、奥尻島まで2時間ちょっとの船旅だ。




お寿司を食べ終わる頃には日没となり、だんだんと暗くなってきた。波は穏やかで、2,000トンクラスのフェリーでもほとんど揺れない快適な航行。デッキに出て水平線に煌々と光るイカ釣り漁船のライトを眺めたり、携帯の電波も繋がっているのでパソコンで奥尻島の情報収集をしたりとのんびりとする。


21時前に奥尻港に到着した。さすがにこの時間では「うにまる」君の出迎えはない。
着岸後に車輌甲板に降りて行くと車はすでに下船が終わっていて、自転車だけ2台残っていた。船から降りて写真を撮っていると、他の乗客の人々は出迎えの車ですぐにいなくなり、あたりは真っ暗な静寂となった。
今晩の宿は港すぐ近くの浜旅館。明日に備えてすぐ寝ることにした。


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