3/22(土)晴 茂原-大多喜-おせんころがし-鴨川-千倉-白浜 102km ルート図
3月の連休は南房総へ。南房総へはサイクリングを始めて最初の頃に2回来た。あれから10年以上経ち、南端の野島崎へは行っていなかったので、改めてルートを組んだ。
白浜に宿泊することとし、前後のルートを考えて、次のようにした。
1日目 茂原-大多喜-行川-鴨川-千倉-白浜
2日目 白浜-野島崎-洲崎-館山-(電車の時間まで北へ)
前泊して7:30過ぎに茂原駅前を出発。海には出ないで、内陸を南へ進む。茂原市外を抜けるとのどかな風景となり、睦沢町へ。道の駅「つどいの郷むつざわ」に到着。ここから県道150号で大多喜へ向かう。道端には菜の花が多く見られ、朝陽にきらめいている。
このルート沿いにはゴルフ場が点在し、ゴルフ場へ向かうマイクロバスも多い。丘を越えれば大多喜に到着。いすみ鉄道大多喜駅、大多喜の街、街中には『「本多忠勝・忠朝」を大河ドラマに』の紫の幟が並ぶ。
R297に出ればすぐに道の駅「たけゆらの里おおたき」に到着。ここでしばし休憩。今日は自転車の人も多い。
R297から松野で県道82号に入ると、車も減ってのんびりとした風景に変わる。水田に水を張って田植えの準備が進んでいた。僅かながら川上に向かって上っていくと、「越古井」の吉野酒蔵、蔵と煙突がいい雰囲気を醸し出している。
2車線の道が1.5車線になり、だんだんと奥地の感じとなるが、台宿で県道82号を右折し海へ下る。ここから行川に出る予定だったのだが、いきなり通行止めだったので東側の道で迂回することに。広くきれいな道を進んでいくといきなり別世界へ。海が見える整備された土地におしゃれな家が並ぶ。「ミレーニア勝浦」の別荘地だった。
別荘地を一気に下りR128旧道に出て鴨川方面へ。ここからは13年前に走った道になる。
行川アイランドが閉園してから10年以上経つが、広大な駐車場や、入口の建物はまだ残っている。このすぐ近くの「おせんころがし」へ立ち寄る。前回は知らずに通りすぎてしまっていたので今回ぜひ行きたかった場所だ。国道から200mほど細い道を行けば断崖絶壁に到達。旧道はこの先も続いていたとのこと。
一旦国道に戻りトンネルを抜けて旧道へ。振り返れば断崖絶壁の先に「おせんころがし」が見え、旧道の跡の地形も分かる。
ここから先は今も通行可能な旧道。13年前に始めてきた時にもとても感動したが、今でもかなりおすすめな道のままだった。
街中となってちょうどお昼時だったので安房小湊で昼食。ここからはずっと海岸線で白浜までなので、前回寄らなかった場所をいくつか通るように考えていた。
午後はまず鳶ヶ崎を周り、大混雑の様子の鴨川シーワールド横の自転車道、海水浴場から鴨川港へ進む。
天気もよくて暖かそうだったので、ゴアテックスを脱いでみたが、少し走ると寒くなったので着直し。仁右衛門島を見てからはR128で。道の駅「鴨川オーシャンパーク」は通過して、次の道の駅「和田浦WA/O!」で休憩にした。
鯨関係が多く、和歌山の太地をはじめ、全国の鯨の有名地の品が数多くあった。
和田浦自転車道を経由して房総フラワーラインへ、道の駅「ローズマリー公園」も通過し、次の「ちくら潮風王国」へ向かうこととするが、ここから南西の向かい風が強くなり、久しぶりの長距離のためか足が重く、なかなか進まなくなってきた。
「北緯36度最東端」の標識があり、GPSを見てみるとほぼドンピシャ。千倉港から海を見ながらのんびりと進み、ようやく道の駅「ちくら潮風王国」に到着した。
残りはあと6kmほどだが、向かい風で西日に向かうのはとても堪え、16:30過ぎにようやく「ライズリゾート」にゴール。今日の予定距離は95kmだったが、通行止め迂回もあって102kmと久しぶりに100kmオーバーとなった。