第89回(2013)箱根駅伝予選会

2018年11月30日箱根駅伝

今週末に箱根駅伝予選会が開催されます。
予選会の順位予想も考えたいところですが、今回は「箱根駅伝予選会とは?」について簡単に説明します。
以下「第 89 回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項」より抜粋します。
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■日時
 10月20日(土)9:30スタート
■コース
 陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
■距離
 20km
■出場校
 45校
■出場資格
2)1 校 1 チームとする。ただし、エントリーは 10 名以上 14 名以下とし出場人数は 10 名以上 12 名以下とする。
3)平成 23 年 1 月 1 日より申込み期日前日までに各校エントリー者全員が5000m 16 分 30 秒以内もしくは 10000m 34 分以内の公認記録を有するものに限る。
■選考方法
1)各校上位 10 名の合計タイムによりまず 6 校を選び、つづく 3 校につい
ては第 91 回関東学生陸上競技対校選手権大会の成績に基づくポイント制
との併用により選ぶ。残る 1 つの枠は、関東学連選抜チームとする。
■注意事項
1)レースは 1 時間 25 分を以って終了とする。レース打ち切り時には後続
から後尾車が来るまでその場で待機し、その後の指示に従うこと。
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予選会は駅伝形式のリレーで行うのではなく、出場校選抜メンバーが一斉にスタートして同一コースでタイムを競います。今回は45校ですので、約540人もの選手が走ります。
人数が揃えば誰でも良いのではなく、それなりの記録を有していないと出場できません。
箱根駅伝予選会コース地図
予選会のコースはまず立川駐屯地の滑走路のコースを周回します。スタートは各校1列縦隊に並んでスタートします。
まずは広大なな滑走路を走りますので、この時点ですでにレベルによるグループ分けがされていきます。TV実況ではスタート後に先頭グループから最後尾まで映されて行くと思います。最後尾の方は見た目に遅そうに見えてしまいますが、全て出場資格を有した選手です。
(私の出身校-本戦出場0回-の選手たちもほとんどはここに含まれていることでしょうが^^;)
滑走路を1周半したあと、5kmを過ぎてから立川の市街地に出ていきます。市街地に出ると多摩都市モノレールに沿って高松駅から泉体育館駅を行き、そこから西へ、中間点の10kmポイントを過ぎて昭和記念公園の北端を通り過ぎ1km程先で折り返し。このころには先頭グループが絞られているか、外国人選手数名が抜きん出ているかの頃です。
折り返してきてから昭和記念公園の砂川口から公園内の1周約5kmの周回コースへ。先頭グループの振り落としが始まります。最近は日本人選手も堂々とトップに立つことが多いので今年も期待しています。
公園内の周回コースを1周すると、周回コース内側の残り1kmでゴール。ちなみにゴール地点はスタート地点から1kmほどの距離ですので、各校関係者はレース中にスタート地点からゴール地点に移動しています。
そして、次々と選手がゴール。TVでは各校の上位10名のゴール完了したかどうかを表示します。
□本選への選考方法
さて、箱根駅伝本選への選考方法ですが、少しややこしくなります。
まず、各校の上位10名の総合タイムで、上位6校が決定。
そして残り3校は関東インカレ(関東学生陸上競技対校選手権大会)のポイントを加味して決定します。タイムが良くてもこの条件で涙をのむ場合があります。
□予選会の見どころ
実力のある選手はもちろん先頭グループで早いゴールを目指します。しかし、後ろの方の選手も1秒でもという思いでラストスパートをします。ほんの数秒で天と地に分かれてしまうことも多くあります。
あと、チームによっては「集団走」といって、チームでまとまって走る戦術を行います。飛び抜けて早い選手がいなく、平均したレベルのメンバーが揃っている場合、ここ数年においては、この戦術がかなり効果的に効いていると私は思っています。(たとえば上武とか、上武とか、上武とか)
しかし、この戦術で勝ち残ったチームは、本選ではいま一つというのも傾向です。(たとえば上武とか、上武とか、上武とか)
■順位予想
常連校だけでも国士、東海、帝京、拓殖、神大、上武、中学、日体、東農、法大、日大、 専大、亜大、大東、関学、他にも、流通経済、創価、松蔭、麗澤などとても厳しい戦いとなることでしょう。
とても予想はできませんが、選手たちの力走を楽しみにしています。(個人的には上武がんばれです)
箱根駅伝予選会コース地図はこちら

箱根駅伝

Posted by 呼人