8/13(月) 雨 夕張-石炭歴史村-継立-栗山 34km ルート図
(文:高森千穂)
当初の予定では、本日は大夕張方面を巡る予定であった。しかし雨。しかもかなり強い雨だ。
予定変更し、最短ルートで今日の宿の隣町の栗山までとした。2日目にしていきなり「足休め」である。相変わらず私は風邪気味なので、ここで体調挽回、とすることにした。
午前中は、夕張の破綻観光施設のうち「価値がある」と認められ復活した「石炭の歴史村 石炭博物館」を見学することに。25年前に一度訪れているが、今回はしっかり空知地方の炭鉱の歴史を学んで来たので、新たな気持ちで見学することができた。
10時開館なので、朝ごはんの後、ゆっくりと部屋で休んでから出発。石炭の歴史村は、ホテルから数キロだが、雨が強いのでかなり濡れる。
石炭博物館は、夕張炭鉱に関するたくさんの資料が収められている。最盛期の頃の様子や、1981年の事故(当時私は高校生で、この事故のことは記憶にある)等の資料はもちろん、日本国内では唯一の模擬坑道見学(これはおすすめ)や、かつての炭住生活の様子など、とても見ごたえのある博物館だった。
1時間半かけてゆっくり見学したのちに夕張の町を出発。大雨の中、道道3号をひたすら下る。収穫の終わったビニールハウスが目に付いたが、夕張メロンを育てているビニールハウスなのだろう。
栗山町の継立集落で昼食。それなりの家があり、コンビニやスーパーもあるやや大きめの集落である。一軒のみの食堂で、ラーメンとそばの昼食にする。一軒のみのためか、客が次々と訪れにぎわっていた。
道道749号へ右折。「プチ富良野」といった軽いダウンアップの続く穀倉地帯へ入る。晴れていれば、北海道らしいよい景色が見られるんだろうなあ、と思いながら走る。雨はやっぱり残念だ。
今日の宿は、ゴルフ場併設のスパ・ホテルだ。「シャトレーゼ」という、私の地元でもなじみのある洋菓子工場が経営するゴルフ場で、基本は札幌からの日帰りゴルファーが利用する施設だ。泊まりゴルフは少ないようで、高校生のサッカー部が合宿に利用していた。また、地元の人が、温泉&夕食に結構利用していた。
15時前に到着し、ゆっくり温泉、ゆっくりTVで高校野球観戦、ゆっくり夕食と、おかげで体調も回復した。風邪はほぼ抜けたようだ。
明日は快晴で、またハードな予定。