01/07(土) 曇時々雨 ANA石垣リゾート-白保-新石垣空港-川平湾-御神岬-石垣 73km ルート図
石垣島は日の入が遅い分、日の出も遅い。今日の日の出は7時28分、7時ではまだ暗かった。
今日も雨がちの天気とのことなので、ルートはいつでもエスケープできるように石垣島の南部を周回することにした。
のんびり朝食を食べた後も、雨がぱらついていたので、しばらく待ってから10時前にスタート。島を反時計回りに白保方面へ向かうが、北東の風でいきなりの向かい風となる。
街から離れると宮良川を渡る。ここは国の天然記念物に指定されているマングローブの林、宮良川のヒルギ林だ。
昨日、空港から走ったときから気がついたのだが、GPSに表示される地図が300m程ずれている。ただしルート検索すると現在位置に一致するので、地図だけが多分測地系が違っていると思われるが、そんな訳で細かな道が分かりづらいまま、白保の街や海岸を適当に走ってゆく。
白保の街を過ぎると、畑、牧場が広がり、前方にカーラ岳の山が近づく。なにかの橋の下をくぐると建設中の新石垣空港、現空港に比べると街からだいぶ遠くなるが、大型機が離発着できるようになるので、東京からの直行便も増えるかもしれない。
工事現場の横を走り、空港の敷地手前で方向を変えて国道へ戻ると反対側は進入禁止となっていた。
空港裏の高台の道から空港を眺めると、滑走路と工事中のターミナルビルの様子がよくわかる。さっきくぐった橋のようなのは滑走路の先に続いていた誘導灯だった。
ここから島の中央部を県道211号で西に向かう。さとうきび畑や牧場を左右に見ながら走り、石垣やいま村の先で西岸に到着した。まだ時間も早く、雨もほとんど降っていないので石垣の街へは向かわずに川平湾へ往復することとした。穏やかな海にはマングローブの木が多く見られる。
川平湾に着くと13時、まずは食堂で八重山そばとソーキそばを食べ、食後はグラスボートに乗ることにした。10人ほどの観光客が乗ったグラスボートで湾内を遊覧しながら、数多くの種類のサンゴ、魚達を見ることができた。
展望台から川平湾を望む。ちょうど太陽が出ていてとても鮮やかな海を見ることが出来た。写真はカメラの設定を変更して彩度を上げて撮影したのですこしオーバーだけど。
川平湾から石垣へは直接向かわずに御神崎(うがんざき)の半島ルートへ。この道は距離は10km程だがそこそこアップダウンが続く。御神崎灯台の後は時々雨に降られるが、屋良部崎を過ぎると上空の雲が切れ、日がさしてきた。
大崎牧場から道は東へ向かう。すると前方に虹が見えてきた。山の方に雲が出ていて雨が降っているらしい。とても鮮やかで副虹もはっきりと分かる。ちょうど虹の方向へ向かっているので、ちょっと進んでは撮影していった。
国道に戻ると、雲の下となりやや強い雨になってきた。道端の東屋でちょっと休憩して小降りになった所で再スタート。あとは石垣の街へ向かうだけ、名蔵大橋、観音崎を通って石垣市街に。今日の宿の石垣港近くのチサンリゾート石垣に18時前に到着した。走行距離73kmと思ったよりも走った一日だった。
夕食は街に出て焼肉居酒屋で石垣牛をいただいた。
※数日後のニュースで放送されていたが、ちょうど焼肉を食べている時に石垣島天文台から月の光による虹(月虹)が見られたととのこと。「幸せを招く月虹(石垣島天文台)」