9/24(土)晴 蔵王温泉-蔵王エコーライン-遠刈田温泉-白石蔵王駅 67km ルート図
蔵王温泉の朝、スキー場の上にわずかに雲が掛かっているがいい天気だ。朝ごはんは山形名物のだしでごはんをいただいた。
8:20スタート。まずはすぐ近くにある鴨ノ谷地沼へ寄ってから、蔵王温泉街の共同浴場上の湯まで散策した。
蔵王温泉からエコーラインに出るには一山越えなければならない。まずは200mの上り、横倉スキー場から
横倉スノーシェルターへ。せっかく上ってきたけどここから300m下る。
標高700mまで降りて猿倉スキー場。ここでエコーラインに合流する。ここから頂上までは900mの上りだ。上り始めるとしだいに曇ってきた。気温は12℃で上りで力を使っているがゴアテックスを羽織っていて調度良いくらいだった。坊の平で標高1000mを越える。
蔵王ライザワールドを過ぎて森林地帯を延々と上り続ける。雲が次々と山の上へ流れていき、頂上方面は雲に隠れている。
たまに雲が切れて日差しが差してくると少し暖かい。上山市や赤湯方面の展望も望める。淡々と一定の勾配で登る道だが、たまの緩斜面では青空の下のサイクリングを堪能。
北西の風が次から次へと雲を生み、山を越えていく。標高1300m,1400m,1500mと上るにつれて雲が低くなる。
ピークまであと少し。上から走って来た数人とすれ違う。そして雲が頭のすぐ上に近づいた。
山形県から宮城県に入り、刈田リフト乗り場に到着。完全に霧の中で小雨も舞っている。リフトでお釜見物に行く予定だったがこの天気では望めそうもない。食事処がないので、乗り場の売店で玉こんにゃくとお菓子で補給した。
峠越えて下りになるとまもなく雲が切れて晴れてきた。前方には仙台平野が一望できる。ただとても寒くて手の先がかじかんできた。
大黒天の展望台へ到着。手足の冷えを温めながら少しずつ下り、さらに下った駒草平の売店でいも汁を食べてようやく一息ついた。
あとは下っていくだけ、標高が下がるにつれて少しずつ暖かくなってくる。数ヶ所で震災復旧の工事が行われていた。途中に「滝見台」とあったが時間が怪しくなってきたのでパス。
下りきって遠刈田温泉に到着。足湯があったのでここで一休み。
最後は昨日のスタート地点白石蔵王駅まで戻る。遠刈田温泉からずーっと見えていた蔵王の頂上付近は雲に覆われたままだった。