11/05/05 ’11GWツーリング6日目-呼子から福岡-
■6日目 5/05 晴れ 呼子-唐津-虹ノ松原-鹿家…福岡空港 ルート図
6日間のツーリングも最終日。今回もあっという間に過ぎてしまった。今日は福岡空港から帰るので、呼子から唐津方面へ走り、列車の時間を見ながら輪行する予定。
朝食前に散歩に出かけた。さざ波の港、朝市の準備をしているおばさんと猫達、干しイカ。今日も大変な賑わいになると思われるが、呼子の朝はひっそりとしていた。
朝飯をいただいてから「ふく萬坊」を出発。呼子港の北端、呼子の路地裏によってから呼子の朝市へ。まだ早い時間なのでのんびりとした雰囲気だ。
朝市を見てからは呼子から唐津へ向かう。ここから自転車でのおすすめルートが呼子線の転換道。旧国鉄時代に唐津から呼子を結ぶ呼子線が計画され、かなりの区間で建設が進められた。だが、国鉄末期の事情から呼子線は開通されることはなく建設は中止されてしまった。
その後、区間によってはせっかく作った高架線も撤去されたらしいが、嬉しいことに呼子からの数km区間は道路化されたのだ。
呼子港から高台に上るといまでは広大な更地となっている呼子駅の予定地に到着。ここから呼子線の道が始まる。橋、トンネル、緩やかなカーブ、まっすぐな道、びっくりするような高さの切り通し。鉄道車両は走ることは叶わなかったが鉄道路線がそこに残っている。平坦な道は自転車には最高なコースとなっている。
屋形石地区で呼子線の道は終わり、R204で唐津へ向かう。海まで降りたら、神集島を見ながら湊地区を抜ける。ずっと平坦な道が続いている。
西唐津駅によってから唐津の街に入り、唐津城の「石垣の道」、から唐津城へ。最終日になって絶好な天気になった。
唐津からは福岡空港へ直通の電車が走っているので、後は安心してのんびりと走ることができる。まだまだ時間の余裕があるので先に進むこととして虹ノ松原へ。K347の松原の中の道へ行ったが、交通量が多くて、路肩が狭いのでちょっと走りづらかった。海岸まで出てみると砂浜だったが、松原の中に自転車でも走れる遊歩道が続いていた。
虹ノ松原を抜けて浜崎駅へ。まだまだ時間に余裕があったので、もう一駅先へ、R202で唐津湾を見ながら走る。
眩しい海を見ていると、佐賀県から福岡県に入る。
ツーリングのゴールは鹿家駅。とてもいい感じの木造駅舎の駅だ。ここから福岡空港へは直通列車が走っているのでとても便利である。
今回の佐賀長崎は3月に予定していたコースだったが、震災の影響で延期していた。その2ヶ月に実施することができたことと、47都道府県達成の最後となったこともあり、今回は思い出深いツーリングとなった。