10/06/06 福島ツーリング2日目-磐梯吾妻スカイライン-
中ノ沢温泉-土湯峠-浄土平-不動沢橋-福島駅 60km ルート図 Webアルバム
ツーリング2日目はいい天気になった。8時前に宿を出発。すぐR115に合流して緩やかな坂を登っていく。磐梯吾妻レークラインとの分岐の先で旧国道(現県道30号)に入ると、木に覆われた道をのんびりと進む。
土湯バイパスと交差し、横向温泉スキー場の中を進み、標高1,100mを越えると視界が開け、磐梯山や猪苗代湖が見えてきた。
旧国道の土湯峠、廃墟となったドライブインの先に「日本の道100選」の磐梯吾妻スカイラインの料金所になる。
自転車は1台150円。
左手に磐梯山を望みながら進む。絶景ポイントにはパーキングがあり、吾妻八景の名称が命名されている。
「国見台」 「天風境」、「湖見峠」と休憩しながら上ってくると標高は1,400mになった。
いったん下ると、前に立ちはだかる山に向かう。広葉樹と針葉樹の境がはっきりと見られる。大きくジグザグしながら上り、「双竜の辻」を過ぎれば浄土平も近い。
標高1,600m間近になると平坦となり、前方に噴煙が見えてきた。道端には雪が残り、1,622mの道路最高点を越えれば緩やかな下りの快適なコース。高原の景色を楽しみながら進んでいく。
木が途絶えると浄土平が広がり火山地帯の中へと入ってきた。レストハウスで休憩。有料駐車料だが、自転車は無料だ。「米粉の薬膳五穀ケレーパン」で軽い昼食にした。
腹ごなしをしてから目の前にそびえる吾妻小富士へ。10分ほど歩けば火口が見える場所に到着。お鉢巡りもできるが1時間ほどかかるので、少しだけ歩いて引き返した。
日差しは強いが、肌に当たる風は涼しいので上着を着てレストハウスを出発。ここからが磐梯吾妻スカイラインのハイライトコースだ。前方に福島盆地を望み、左下に見える道へと下っていく。
殺伐とした景色の中の一本道へ。「火山性ガス注意」の標識が立ち、駐停車は禁止となっている。素晴らしい景色でしばらくのんびりとしたいと思うが、わずかに硫黄の匂いがしているのであまり留まらずに先へ。
火山地帯を抜けると木の緑が戻り、福島市街が真下に見えてくる。ここの標高が1,400m。福島市街は100m以下。ここから一気のダウンヒルとなる。
「天狗の庭」Pからつづら折りを下ると、したにつばくろ谷にかかる不動沢新橋見えてきた。古い橋は撤去されているが、旧橋へのアプローチ道から新しい橋を眺めることができる。紅葉の時期はかなり綺麗であるとのこと。
標高1,200mからはひたすら新緑の緑の中のダウンヒル。下から自転車で上ってくる人も多い。吾妻スキー場、そして高湯温泉を通過。
ダウンヒルの最後に信夫温泉を過ぎれば福島市街に到着。気がつけばすごく暑く、最後の福島駅までの道のりですこしバテた。
数年前に計画したルートをようやく実現できた。2日目の天気が良かったこともあり、気持ちよく走れたツーリングとなった。