3連休。どこかへ泊まりがけで行こうかと思っていたが初日は仕事だった。残りの2日間。天気予報と思いつきで新潟県中越へ行くことにした。
宿は越後湯沢周辺で探して、隣の石打駅近くを予約。1日目は昼頃家を出て、新幹線で越後湯沢まで行ったら時間の余裕のあるだけ周辺を走り、2日目は魚沼スカイラインから十日町に出て、信濃川から魚野川へ折り返して浦佐までと考えた。
1日目 土樽駅-越後中里-岩原スキー場前-越後湯沢-石打 21km 晴
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上越新幹線Maxときで越後湯沢駅に15時前に到着し、在来線に乗り換える。越後湯沢駅から各駅停車で15分ほどで到着したのは土樽駅。
土樽駅は上越線の国境の駅である。降車したのは私たちと、その後も駅に留まっていたカップルだけ。2分ほど停車した後発車した電車は、清水トンネルへと吸い込まれていった。
ここは標高約600mに位置し、三方を高い山に囲まれた駅である。駅の裏手には山荘があり、登山客がこの駅をそこそこ利用しているようだ。しかし、関越自動車道がすぐ横を走っているため、静寂はなく車の音がひっきりなしに続いている。
ここから越後湯沢まで戻って石打まで20km位だが、このルートはほとんど下るだけ。明日は山なので今日は楽をすることにした。
駅から自動車道の下をくぐるとすぐに県道541号線に出る。魚野川に沿った下り坂が続き、しばらく人家はなく渓流釣りの人がちらほらと見られる。土樽駅の先で行き止まりとなる道なので、車もまったくいない。
森を抜けると民家とペンション、そして黄金色の水田が現れた。魚野川に架かる上越線の上り線と下り線の2つの鉄橋は別方向に向かっている。上り線はループ線の松川トンネルへ、下り線は新松川トンネルに向かうためだ。
橋を渡ると越後中里、冬場は賑やかであろうスキー場街の通りが続く。高台にスキー場が広がり、いくつものリゾートホテルが建ち並んでくると岩原スキー場前駅が近い。
国道17号線と交差すると越後湯沢の街に入る。大きな温泉宿は西側に多くあるためか、元々の街である東側はシーズンオフの今はすこし寂しい。
山側へ向かう道で急坂を上り、上越新幹線の高架をくぐるとガーラ湯沢駅。今は休業中だ。
国道17号に出て、石打まで。途中日帰り温泉もやってる石打ユングパルナスを過ぎて、石打の街中へ。緩やかにカーブを描く、細い道の両側にはスキー関係の店、宿、民宿が並んでいる。
石打駅に立ち寄ってから今日の宿、旅館田中屋に到着。BD-1は玄関のスキー置き場にゆったりと置かせていただいた。家庭的な夕食。そして部屋に戻ってからはこしひかり越後ビールを飲んで早めに寝た。