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08/07/20 野辺山・八ヶ岳高原ライン

7/19から21までは海の日を含む3連休。泊まりがけでどこかへ行こうと思っていたが、週間天気予報をチェックしていると毎日コロコロと天気が変わり、「北陸か?」「東北か?」「千葉か?」と毎日気持ちが変わっていった。
結局行き先が決められずに連休初日を迎えた。天気予報をチェックすると、どこも似たような天気で「曇時々晴」が多い。そして関東地方は梅雨も明けるかもしれないとのことで、気温は高くなる予報だった。そうなると北へ行くか標高の高いところで、なるべく涼しいところにしようと、以前にルートを計画していた標高2,000m越えの麦草峠へ行くこととした。
大急ぎでルートと宿泊の検討をする。1日目は移動のみ、2日目は佐久平駅から小海線に沿って野辺山高原から、八ヶ岳高原ラインで茅野へ。茅野に宿泊し、3日目に麦草峠越えて佐久平駅まで戻ることにした。佐久平に泊まりたかったが宿が取れなかったので1日目は湘南新宿ラインでのんびりと高崎まで行って泊まった。
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□7/20(日) 晴れときどき曇り
佐久平駅-龍岡城-小海-野辺山-八ヶ岳高原ライン-富士見-茅野
96km 地図
高崎駅から朝一番の新幹線「あさま」に乗車する。自由席は満席だったが軽井沢駅で多くの乗客が降りたので、佐久平駅まで少しの時間だけれど座ることができた。
佐久平駅に到着すると曇りだった。広々とした駅前広場の「プラザ佐久」前でBD-1を組み立てて07:55に出発。新幹線と交差している小海線に沿って走り始める。
郊外店の並ぶ賑やかな通りを交差すると、すぐ右手が岩村田駅となる。近くのコンビニで1リットルの紙パックのお茶を2つ買って、500mlのボトル4本に入れた。
提灯が飾られた岩村田の商店街を抜けて、坂を下ったら川を2本、湯川と滑津川(なめづ)を渡る。日が昇ってくるにつれ雲が切れて晴れてきた。

滑津駅で小海線を渡る。この近くに日本最初の洋風校舎である旧中込学校(重要文化財)があったのだが気づかずに通り過ぎてしまった。
佐久市で一番賑やかな中込市街を抜け、群馬県下仁田に向かう国道の交差点から県道2号川上佐久線となる。
千曲川の清流に沿って3kmほど進んだ後、一旦県道を離れ、龍岡城駅からやや上る。交差点の標識に「日本で一番海から遠い地点まで8km」とあり、ちょっと気になった。

08:55、龍岡城五稜郭に到着。日本で函館と臼田にしかない二つしかない五稜郭だ。堀に囲まれた星形の城址で、現在は小学校となっておりグラウンドと校舎が建てられている。なんと素晴らしい環境の小学校か。堀に沿って時計回りに走ってみたが半周ほどで道はなくなり一周はできなかった。

臼田駅から県道2号に戻る。ここからは緩やかなカーブを描き、古い趣のある門構えの立派な家が連なる。佐久市から佐久穂町へ。佐久穂町は佐久町と八千穂村が合併した町だ。

県道2号は千曲川の右岸にあるが、左岸に国道が走り、ほとんどの車は国道を行くためこの道はとても交通量が少なくて気持ちよく走れる。

海瀬地区から階段段丘の高台へ上っていくと八千穂駅に着く。明日、麦草峠から下りてきたとき列車の時間によってはここから輪行するつもりだ。
転々と続いていた街が途絶え、左側の崖が間近に迫ってきた。ここは高岩地区というが、岬のように突き出ている高さ数十mこの岩が由来なのだろう。

小海町に入り、馬流(まながし)地区。勾配がだんだんと増してくる。今朝は早い朝食だったので、お腹がすいてきたところにちょうど小海の街に入ってきた。コンビニはないかなと、川向かいの国道の方を注意してみていたが、嬉しいことに目の前にコンビニが現れた。10:10到着。
すぐそばに歩行者用の馬流橋があり、橋の上のベンチでおやつ。千曲川の川面がきらきらと輝く。

しゃれた建物の小海駅前を過ぎると、1段上の高台へ上る。県道2号はここから山間の南相木村へ向かうが、小海中学校を右折して松原湖駅へ向かう。
地名標には標高表示があり「箕輪970m」などと表示されている。勾配がさらに増し、日差しが強くなってきた。少し風が吹いているのだが追い風で走っているときは風を感じず暑さが厳しくなってきた。

川右岸の道がなくなるので、いったん下って千曲川を渡り上り返すと松原湖駅。さらに上ると国道141号に入る。連休の中日、少しでも涼を求める人たちか、あちらこちらからやってきた車が次々と山へ向かっていく。
松原湖方面と別れる交差点を過ぎると、国道は峡谷に入っていく。標高1,000mを越えて南牧村へ入る。

覆道を抜けると下り道になり平地に出た。道ばたに「八ヶ岳・野辺山高原サラダ街道」の幟がならび、レタス畑が拡がる。佐久海ノ口駅を過ぎると千曲川は再び峡谷へと変わる。小海線は右岸に渡り峡谷の中、大回りして野辺山高原へ向かうが、道はここから一気に200mほど上って野辺山高原に向う。

野辺山高原まで至る道だが、国道は新しいルートで遠回りしていくが、事前に地図で見かけた旧道でショートカットして上ることにして、急斜面に家が並ぶ海ノ口地区の道へ。道路の金網の下からゴーゴーと水が流れ落ちる音がかなり大きな音で聞こえる。勾配は時には20%を越える坂で精一杯の力が必要だ。

集落を抜けると、国道と合流するが、100mほど先で旧道は右側に入っていく。ここからの道は家もなく、森の中の勾配も緩やかな道だ。日陰が続くので少し涼しく感じる。ただし国道を走る車やバイクの音は聞こえるのでひっそりとした道ではない。

再び国道に合流すれば野辺山高原の端に到達となる。視界が開け、レタス・キャベツ畑が拡がる。ここから国道をまっすぐ行き、12:15野辺山駅に到着した。

野辺山駅はJRで一番高いところにある駅で標高は1,345m。土産屋やレンタサイクルなどの店が並び、ちょうど列車が着いたところで多くの観光客が駅前にいた。駅の手前で見かけた中華料理屋でお昼休憩。食事中の時だけはなぜか曇っていた。

13:00。昼食後、野辺山駅から線路沿いの道でJR最高地点の踏切へ行く。標高は1,375m。かつての記憶と違って、踏切の周りには店がいっぱいあってびっくり。ちょうど国道が合流する地点なのでちょっとした観光地になっている。ちょうど小淵沢行きの列車が通過していった。

国道で清里方面へ向かうとまもなく県境となり山梨県北杜市に入る。予定では清里駅まで行く予定だったが、上り返しがきつくなるのでショートカットして八ヶ岳高原ラインに入ることにした。

R141を右折すると、いかにも高原の別荘地の中を行く幹線道路の風情に変わる。両側には東京の自治体や大学の保養所の看板が次から次へと現れる。

美し森交差点で清里から来た八ヶ岳高原ラインに合流する。ここから清里駅までの車道は自転車通行禁止の標識があった。なぜかと思ったら、東側に自転車道「八ヶ岳高原サイクリングロード」があるかららしい。地図で見るとすごく蛇行しながら清里駅まで繋がっている。

しばらく上り、今日の最高地点の標高1,480mのピークを越え、13:50「清泉寮ブリッジショップ」に到着。ソフトクリーム売り場に行列が出来ていた。体を冷やすのと甘い物を取っておこうとソフトクリームを食べながら休憩。展望台もあり、八ヶ岳や牧場が見渡せる。残念ながら八ヶ岳の上の方は雲に隠れているが、遠くの牧場に点在する牛やトレッキング中の人々、これから渡る東沢大橋の真っ赤な橋梁を見ることができる。

ここからはほぼ下り基調になり、眼下に牧場が拡がってきた。まきば牧場の中にある「県立まきば公園」。レストランや土産屋、広場では羊や山羊と遊ぶことも出来る。

八ヶ岳高原ラインは車道の幅は観光バスがすれ違うのにぴったりの幅しかないが、サイクリング大会も開かれる道で片側に歩道が続いている。ただし、小石や小枝、木の実などがたくさん落ちているので、タイヤによっては注意しないとパンクの可能性が高い。

道は尾根と谷を交互にいくつもの稜線を抜ける。標高もだいぶ下がり、直線上の道に変わり、八ヶ岳牧場の中を抜け、15:00小淵沢町に入る。体力次第では小淵沢駅から輪行しようとも思っていたが、走り続けることにして八ヶ岳鉢巻道路へ進路を変える。

深い森の中の上り坂へ。上り返しでだいぶ足に疲れが出てきた。GPSが衛星をロストしてなかなか回復しないうちに長野県富士見町に入った。

本来のルートではここからもう少し八ヶ岳鉢巻道路を進んだ後に、茅野へ下る道へ入る予定だった。しかしGPSが回復したときにポイント飛ばしたルートを表示したためここで道を間違え県道485号線の下り坂に入ってしまった。

ひっそりとした木漏れ日の差す中の気持ちの良い道を下っていく途中で気がついたが、もう戻る気はしないのでそのまま下り続ける。間違えた道だけれどいい道だった。

標高1,000mまで降りると人里に出た。蒸し暑さに迎えられ、以前通ったことがある道で、15:50富士見駅へ到着。暑くて列車の時刻次第では輪行しようかなと思ったが、しばらく来ないのでR20で茅野まで行くこととする。

駅からR20に出るとすぐに富士見峠となり、ここからはほとんど下りとなる。車が多くてつらいかなと思っていたが、路側帯も広く思いのほか走りやすかった。

茅野市に入り茅野駅近くのホテルに17時前に到着。明日は麦草峠越えなのだが、今日1日でかなり足を使いきってしまった。夕食を食べて、少しでも回復せよと願いつつ早々横になって寝た。

呼人

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