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08/03/16 渡良瀬川自転車道

高崎-前橋-桐生-足利-渡良瀬遊水地-古河 91km
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今回の週末は、土曜午後に移動して宿泊し、日曜朝から走ることとしたが、肝心のコースを決める時間がなかった。土曜朝に高崎か宇都宮でホテルを検索して、高崎北部の格安のビジネスホテルを予約して現地でコースを考えることにした。
高崎駅から5kmほど北、R17近くのオープン間もないホテルにチェックイン。近くの日帰り温泉でゆっくりとして、国道沿いの蕎麦屋で夕食。ホテルに戻りビールを飲みながら明日のコースを考えた。東か北か西かと思い巡らせたが、天気予報では北西の風だということで、なるべく南東へ向うことにする。
決めたコースは高崎からまず前橋へ。前橋からは上毛電鉄に沿って桐生へ。桐生からは渡良瀬川自転車道で渡良瀬遊水地へ行くこととした。
日曜の朝、最近のビジネスホテルでは良くある無料の朝食だったが、美味しいパンを食べることができた。8時前に出発するが、群馬県は天気がいまいちで曇空の下を走り始める。(TVで江ノ島は快晴だった^^;)
上越線井野駅から県道12号線で前橋へ、日曜朝早いためか道路はすいていた。R17の群馬大橋で利根川を渡ると、左手に高いビルが見える。元旦のニューイヤー駅伝ですっかりおなじみの群馬県庁のビルだ。




前橋の繁華街を抜けると、上毛電鉄の中央前橋駅に出る。レトロ風のバスはJR前橋駅とのシャトルバスで運賃は100円。ちょうど到着した電車からは乗換客が大勢いた。


前橋市内は大通りを避けて脇道で走ってから、県道3号前橋大間々桐生線に入る。赤城山の麓を行く道だが、今日は赤城山はまったく見えず、緩やかな上りが続く道で旧大胡町、旧粕川村を辿る。


大間々町に入ると緩やかな下りに変わる。赤岩橋で渡良瀬川を渡ると桐生市街に入る。


JR桐生駅の北口から南口へ抜け、市役所他の地区を抜けると錦桜橋に出る。ここが県道桐生足利藤岡自転車道線(渡良瀬川自転車道)の起点となる。天気も回復して日差しが出てきた中、サイクリングロードを走り始めた。


左岸の自転車道はきれいな路面で滑るように進む。桐生川との合流では大きく迂回するが、道なりに走れば迷うことはなかった。足利工大では応援団?の練習風景に出会い、かつての足利競馬場は更地となっていた。


いったん自転車道を離れて足利市街へ。「やきそば」の幟につられてここで昼食とした。焼きそば+玉子焼きそば+味噌おでん一皿で750円。とっても格安で良かった(^^)。足利焼きそばの名物はポテト焼きそばらしいが、知らなくて食べることができず残念。
JR足利駅の南側へ出て渡良瀬川へ戻る。堤防に上って先へ進む。


道路上に書かれた案内どおりに福猿橋で右岸へ渡る。ここからは右岸の自転車道をひたすら走るだけだ。天気予報では北西の風のはずだったのに若干の向かい風だった。しかし、4月上旬の気候とのことでぽかぽかと暖かい。今日は指きりグローブで、上着も脱いで、すっかり春のサイクリングになった。
対岸に牛が放牧されていたり、グライダーの離陸を見たり、菜の花を観賞したりとのどかな昼下がりだった。








自転車道も終わりに近づいた頃、ここからが今日のビックイベントとなった。最初は土手で草を焼いていたのを見て、「野焼きをしているんだな」と思っただけだが、行く先の方角からは真っ黒なもうもうとした煙が数百mも立ち上っていた。
「火事?」と思ったが、GPSを見ると渡良瀬遊水地の方角である。




渡良瀬川が渡良瀬遊水地へ入る地点。東武鉄道の鉄橋と、道路を2本横断して渡良瀬遊水地へ。立入禁止の標識に「渡良瀬遊水地ヨシ焼き」が行われていると書かれていた。
火の手が上がっている方へ向うと、多くのカメラマンと見物客で賑わっていた。朝から焼かれているようで、土手の両側はすでに焼かれていたため、ここへは入ることができたようだ。
目の前で燃え盛っている草原を目の前にしてしばらく見学。






思いがけないイベントに出会えて満足。最後は東北本線の古河駅に出て、湘南新宿ラインで輪行して帰路に着いた。


ヨシ焼きに午前中に訪れた「BD-1サイクリング日記」(たくさん)のページ

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