中津川駅-南木曽駅-妻籠宿-馬籠峠-馬籠宿-中津川駅
47km 晴
googlemapsでみる
岐阜2日目、妻籠から馬籠へ峠越えを考えていた。しかし全国的にこの冬一番の寒さとなるとのことで雪とか凍結とか大丈夫かとちょっと心配だったが、まず雪はないだろうし、昼頃になれば道も凍ることはないだろうということで予定通りのコースとした。
多治見駅から中津川駅へ各駅停車で40分あまりで到着。駅から出ると身にしみる寒さに包まれた。
■中津川-坂下1
中津川駅を9時前にスタート。駅裏に出て木曽川玉蔵橋を渡る。川下にいかにも鉄道の鉄橋が見えた。後で調べたらかつて中津川から付知川上流の付知までを結んでいた北恵那鉄道の鉄橋跡とのことだ。
橋を渡ったら木曽川沿いの県道6号中津川山口線へ。道は木曽川の渓谷にどんどんと入っていく1車線の細い道で深いエメラルドグリーンの川には橋の跡も見られる。おすすめの道です。
中津川駅からスタート
旧北恵那鉄道の木曽川鉄橋
木曽川沿いの県道6号
橋跡
崖に沿ってゆく
■中津川-坂下1
川沿いから坂を上ると集落にでる。木曽川の反対側、落合ダムと落合川駅の方角にも家々が並んでいる。
この後も細かいアップダウンを繰り返し、中央西線と並ぶように走っていくと「道の駅きりら坂下」に到着。
高台に出る
竹林の中を行く
木曽川の渓谷
道の駅「きりら坂下」
■坂下-南木曽
道の駅で一休みして県道6号に戻る。坂下の街を離れると、また渓谷の道に。運の良いことに明日(1/15)から3月まで道路拡張工事のため昼間は全面通行止めとの標識があった。
田立駅を過ぎると花馬街道と刻まれた馬の像が建てられている。秋には花馬祭りが行われ、鞍に花を飾った3頭の木曽馬が練り歩くとのことだ。
田立駅の先でR19と合流する。大型車が多く走ってくるので川側の歩道へ。山口ダム湖脇をトンネルと覆道で抜ける。川の反対側にも道があるのだが通行止のようだった。
妻籠へ分岐の交差点では、妻籠方面には行かずに南木曽駅へ向った。国道からなだらかな坂を上っていくと南木曽駅へ。
中央西線と木曽川
岐阜県と長野県の県境
花馬街道
国道19号
木曽川の真っ白な石
南木曽駅
■南木曽-妻籠宿
南木曽駅付近は旧中山道の三留野宿である。ここから妻籠宿-馬籠宿へと旧道を歩いていくことができる。ただし石畳の坂道もあるので自転車では行けそうもない道は迂回することとした。
南木曽駅からは案内板にしたがって妻籠宿へ。意外と急坂のアップダウンがあったが、ひっそりとした雰囲気に包まれ、かつての旅人気分を味わえる区間だった。
そしてなんとなくざわめきがしてくると妻籠宿に到着。
南木曽-妻籠
石畳の道
南木曽-妻籠
■妻籠宿
妻籠宿はこの周辺では一番の観光地になっているので、3連休の最終日でもあり、そこそこの人手だった。
ゆっくりと走りながら宿場町を行く。ここからは標高800mの馬籠峠まで上るのでここで昼食にすることとして、蕎麦屋でおそばと五平餅をいただいた。
妻籠宿
妻籠宿
妻籠宿
妻籠宿
団子形の五平餅
■妻籠宿-馬籠峠
妻籠宿をあとにすると、いよいよ馬籠峠への上りだ。妻籠宿が標高450mなので標高800mの馬籠峠まで350mを上がる。
妻籠宿のすぐ先の大妻宿は県道を離れて旧道へ、妻籠宿より落ち着いた感じ。ここからは勾配がきつくなり一気に標高を上げていくが、道端には雪が残り曇空の下ではどんどんと気温が下がってきている感じだ。
淡々と上り続けて、妻籠宿から1時間で馬籠峠に着いた。
大妻籠
旧中山道
雪が残る
2時間に1本くらいバスがある
まもなく馬籠峠
馬籠峠
標高801m
■馬籠峠-馬籠宿
ここからは下りになるが、昨日と同じく下っていくと指の先が一気に凍えてくる。まず馬籠峠下のその名も「峠」地区の中へ。この先で旧中山道はまた石畳の別ルートとなるので、車道で馬籠宿へ一気に下った。
馬籠宿。こちらも妻籠宿と同じく観光客で賑わっていた。ここはかなりの急坂なので自転車を押して下った。
「峠」地区
馬籠宿
石畳を下る
馬籠宿
■馬籠宿-中津川駅
馬籠宿を下りきったらそのまままっすぐ行くと中山道の旧道となる。新町、新茶屋とだんだんと前方に中津川の街が見えてきた。
旧中山道は再び石畳となるので車道で落合川まで下ると中津川駅はもうまもなくだ。時間に余裕があったので、落合宿から旧中山道ルートに進んだらものすごい急坂を2回越えることになってしまった。「与坂立場跡」の石碑を横目にする。
電車の時間も迫ってきたので、最後はR19に出て中津川駅には14:50に到着した。
中津川駅からセントラルライナーで名古屋駅へ。きしめんを食べて無事に2日間のツーリングを終えた。
新町
落合宿
中津川への急坂
勾配何%?
中津川駅に戻る
名古屋駅のきしめん