08/01/13 岐阜・美濃・旧中山道

2018年3月20日サイクリング

西岐阜駅-美濃-美濃加茂-旧中仙道-大湫宿-釜戸駅
88km 晴
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■岐阜2日間ツーリング
2008年1月12日からは成人式につながる3連休だ。全国的に天気が不安定そうだったが、金曜日の天気予報では後半の日曜月曜が愛知方面のみ天気が良かったので、今年最初のお泊まりツーリングに行くこととし、宿と新幹線の手配をした。
1/13当日早朝。家を6時前に出発。前日の雨の残りであろうか霧雨だった。
辻堂駅から小田原駅、新幹線で名古屋駅、特別快速に乗り換えてスタートとなる西岐阜駅には9時に到着した。
今日のコースは岐阜から長良川を遡って美濃市へ。そこから美濃加茂に出て旧中山道になるべく沿うようにして大湫宿へ。最後は釜戸駅から中央西線に乗車の予定だ。
■岐阜-美濃
長良川にすぐに出られるように、岐阜駅でなく一つ隣の西岐阜駅を出発地とした。天気予報どおりで晴れているが寒さが厳しい。9:15にスタート。まずは美濃市へ向かう。駅から北へ向かい、1kmちょっとで長良川へ出て、長良川左岸サイクリングロードで川上へ向かう。ここからのコースは「東海自転車散歩」のコースを参考にした。やや向かい風の冷気が顔に当たる。対面からは野球チームの少年達が次々と走って来る。
忠節橋で長良川を渡り、一般道で金華橋まで行き、その先で河川敷に降りる。ここは「高橋尚子ロード」と呼ばれている河川敷の道だ。
そのまま進むと長良川ホテル街の川沿いの道で、鵜飼大橋からは県道94号に入る。ここからは路肩が狭いちょっと厳しい道だった。溝口から県道から離れて河川敷に入り長良川左岸へ。百日紅街道で関市武芸川町に入るとまもなく「道の駅むげ川」に到着。ここでは11時までのお得なモーニングで栄養補給をした。
その後は美濃市長良川左岸で美濃橋まで走る。

長良川サイクリングロード

高橋尚子ロード

長良川ホテル街横の屋形船

長良川に沿って

「岐阜県
馬の学校」

道の駅のモーニング

■美濃市
美濃橋は長良川に架かる橋長113mの国内に現存する最古の近代吊橋である。数年前まではバイクも走っていたようだが、現在は自転車歩行者の標識が立ち、「通行は20人以内」との通行規制が書かれている。
街の裏側から入る形になるが美濃の街へ。美濃市文化会館では成人式が行われていた。美観地区へ入ると古い街並み。特徴である屋根の上のうだつを写真に撮る。
街を通り過ぎ、1999年で廃線となった名鉄美濃町線の美濃駅へ。旧駅舎は記念館となり、車両が静態保存されている。街中よりここの方が見学客が多かった。
近くにある長良川鉄道の美濃市駅に立ち寄って、美濃観光を終える。


美濃橋

美濃橋

美濃の街並み

うだつ

旧名鉄美濃駅

保存車両

■関、美濃加茂
美濃を後にしてここからは幹線道路で関市、美濃加茂市へ進む。県道281号線で関市へ、国道248号線で美濃加茂市へ。ここは追い風に乗って一気に走った。
国道沿いのカレー屋で昼食を取り、美濃加茂市役所付近で旧中山道に合流する。ここからは旧中山道のルートに入る。

左 飛騨高山 右 東京善光寺
■旧中山道
旧中山道のルートは
こちら
を参考にさせていただいた。
見てみると山道になっているところが多いので、自転車で走れそうなルートをあらかじめ設定しておいた。

太田橋で木曽川を渡る。旧中山道のルートは国道21号になっており、道幅も広く交通量も多いが、旧道の雰囲気が出ている。途中に何カ所か国道を離れて迂回するコースとなっているので、なるべく旧道に入っていく。

国道を右折して御嵩宿へ入る。中心地は名鉄広見線の終着駅の御嵩駅前後にあり、落ち着いた宿の雰囲気をかもしだしている。
国道に戻り先へ。やがて旧中山道は左折して山の中へと入っていくので、まっすぐに進み、県道65号で上っていく。ツーリングマップルではお勧めのコースとなっている。

谷の中、川沿いに上る道へ入ると日差しが遮られて寒さが増してきた。津橋地区で中山道といったん合流するが、旧道はまた山の中へ。急カーブの続く道路を上っていくと、頭上高くに橋が架けられている。ゴルフ場の橋らしい。


一里塚はこの後もたくさん見かけた

成人式

御嵩駅

御嵩宿

県道65号

ゴルフ場の橋

■細久手宿-大湫(おおくて)宿
小さな集落を巡り、標高が500mまで上ってくると細久手宿に到達。ここからは尾根上の林の道に変わる。日没時間が近づき、寒さが一段と増してきた。ようやく大湫宿に着いた。
大湫宿は中山道の47番目の宿場である。街中を走ってみると旅館、民宿が多いが今日は閑散としている。

細久手宿

細久手宿

尾根上の道

日没間近

■大湫宿-釜戸駅
大湫宿から釜戸駅までは3kmほどの急坂を下る。日没も過ぎ、空がだんだんと暗くなっていくので早く駅に行きたいのだが、手の先があっという間に凍り付いてくる。ときどき停まって指を温めてながらゆく。眼下に街が現れ、R19の横断歩道を渡り、線路をくぐって左に300mほどで釜戸駅に到着した。

輪行準備が終わるとすっかり暗くなり、セントラルライナーで多治見駅までは20分ほどであっという間に到着した。


大湫宿

大湫宿

釜戸駅