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07/11/23 大阪・奈良・和歌山2日目

奈良-平城京跡-唐招提寺-薬師寺-法隆寺-天理-山辺の道-三輪-石舞台-高松塚古墳-御所駅・・・橋本駅
68km 晴れ
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2日目、寒い朝、曇空の下をスタート。今日は奈良の名所を辿りつつ南下していく。
■平城京跡
まずは宿から程近い平城京跡へ。平城宮の南面中央に位置する朱雀門の前。ちょうど門が開けられているところでした。右の一つだけが開いていた。
平城京跡のとても広い敷地内には東西に遊歩道が作られている。北へ向うと工事現場へ。ここは2010年の平城京遷都1300年記念事業に向けた大極殿の復元工事中だ。
西側に位置する平常宮跡資料館から出るとすぐに奈良自転車道がある。

■奈良自転車道奈良自転車道に入り、近鉄奈良線と交差すると秋篠川沿いのコースに入る。街中から離れ、奈良の西の京にはすぐ。
■唐招提寺・薬師寺
サイクリングロード右手の唐招提寺に立ち寄る。金堂は修復中だった。ここから薬師寺までの道は高校の修学旅行で歩いた記憶がある。二十数年振りだが今日は自転車で。
薬師寺にはきれいな駐輪場が整備されていた。ここに自転車を止めてゆっくりと寺院内を周りたかったが時間他の理由で先へ進む。自転車道へ戻った後に見える薬師寺の東塔、西塔はいつ見ても素晴らしい。

■郡山
郡山市街で奈良自転車道からいったん離れて中心部へ入る。郡山は金魚で知られ城下町の面影が残る。写真は箱本館「紺屋」。金魚は見られなかったけどお土産屋の前で。近鉄郡山駅を過ぎて自転車道に戻った。

■斑鳩・法隆寺
自転車道に戻るとしばらくはのどかな風景の中を行く。空も晴れ、日も差してきてうきうき気分に。斑鳩に入り法起寺、法輪寺を過ぎ、ちょっとした丘を越えると法隆寺の裏手に出る。
中宮寺からは石畳の道。まだまだ観光客も少なく、厳かな気分に浸れた。

■法隆寺から天理へ
法隆寺の次は山辺の道へ向うため天理まで東へ一気に移動する。途中の街並みは有名ではないけれど細い道の両側に歴史が残るものがふんだんにある。
■天理市内
知らない人がいきなり訪れたらかなり驚く街。大学のときにちょっと立ち寄ったことがあったが、今回はじっくりと市内を走ったのでさらにびっくりした。一番上の写真は天理駅前広場。
■山辺の道
天理市街を抜けて山辺の道へ向う。山辺の道は自転車で走れるところと走れないところがあるので、ルートは「京都・奈良・滋賀自転車散歩」を参考にした。
三連休の初日で天気も良いので多くの観光客がハイキングを楽しんでいる。平地からはちょっと高台になる古道は集落、畑の中、古墳を巡る。
中間地点のトレイルセンターで休憩した。ちょうど昼時で芝生の上ではお弁当を食べる人が大勢いた。
山辺の道の南端付近は自転車での立ち入りは自粛しようということで、県道に出て三輪に出る。
■三輪
三輪といえば「三輪そうめん」。三輪駅近くの食堂で「にゅうめん」と「天ぷらにゅうめん」を食べた。

■飛鳥
桜井の街を南へ抜けると飛鳥だ。時間もなくなってきたので行きたかった石舞台古墳と高松塚古墳へ。GPSの言う通りに来たら飛鳥の街を通らずに東側の山の中を行くハイウェイに案内されてしまい、アップダウンにちょっと参った。
石舞台古墳もほぼ20年振り。なんか以前来たときからはかなり観光地化していた。飛鳥は道案内が充実していて迷うことなく亀石そして高松塚古墳へ。
高松塚古墳はもちろん内部を見れるわけではないけど、保存状態の問題で話題の現場に実際に来てみて、古墳を覆う施設を見てみるのも良い体験になる。
■御所から橋本
計画では橋本まで自走の予定だったけど、もう日没間近になってしまった。電車の時間と距離を考えて、葛城の御所(ごせ)駅まで行くこととした。近鉄飛鳥駅から一山越え田舎道を走る。夕日が目の前にあってまぶしかった。
御所駅から和歌山線で途中五条駅で乗換え、今日の宿泊地の橋本へ。
今日は素泊まりの宿だったので、駅前の食堂で夕食を食べたけど安くて美味しかった。
昨日にまして今日は寒さが一段と厳しくなった。明日はいきなり高野山へ昇るので(電車で)寒さ対策は万全にしようと着る物を一枚増やすこととした。

呼人

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