07/11/22 大阪・奈良・和歌山1日目

2018年3月21日サイクリング

羽田空港・・・伊丹空港-赤川仮橋-大阪城-御堂筋-道頓堀-通天閣-鶴橋・・・生駒-奈良
60km 曇時々晴一時雨
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■伊丹空港スタート
羽田からの便は定刻よりやや遅れて伊丹空港に到着した。大阪伊丹空港行きはビジネスマンがほとんどで手荷物受取場には数人だけが荷物が出てくるのを待っていた。まもなくBD-1がベルトコンベアに乗ってやってきた。
出口横で自転車を組み立てスタート。最初の目的地である淀川の赤川仮橋までは特にコースを決めていなかったのでGPSのオートルートでナビをしてもらうことにした。しかし選ばれた道は高速下の道だったので、途中から街中の道に移る。

■伊丹空港-淀川
ルートを外れるとGPSが勝手に再検索をしてくれるので、適当に街中を走っていくと阪急豊中駅に着いた。ここから先も交通量の多い道に出たら脇道に逃げる事を繰り返して、吹田市から大阪市へ。神崎川沿いの道をしばらく良い速度で走り、阪急淡路駅までくれば淀川も近い。
最短距離で淀川堤防の目の前に出たが道路が横切っていてわたることができないので遠回りしてようやく堤防の上に着く。すぐ近くに目的の赤川仮橋のトラス橋が見えていた。

■赤川仮橋
JR城東貨物線の淀川橋梁は今は単線のため余っている片側に橋が架けられている。これが赤川仮橋である。木製の欄干に床も板が敷き詰められていてガタゴトガタゴトと音を発しながら渡っていく。このように同一の橋で線路と歩道が並んでいる情景はとても珍しい。
この路線は1時間に1本ほど貨物列車が通るらしいが、残念ながら見ることはできず。そしてこの橋は4年後の旅客化で複線となるため歩道は撤去される予定だ。
■淀川サイクリングロード
赤川仮橋の下に降りて北大阪サイクルラインに入る。伊丹空港へ着陸する飛行機を目の前にしながら河川敷の広い道を行く。淀川大堰からは大川沿いの遊歩道に変わり大阪の中心街へ向かう。この区間は自転車道と歩道が併設しており、道の両側、そして対岸に見える紅葉がとてもきれいだった。


■大阪城
遊歩道から鉄道と道路を渡り、大阪城公園の京橋口から城内へ入る。時計回りでぐるりと回ってさらに門をくぐると天守閣の前まで自転車で入れる。
■中之島公園~御堂筋~道頓堀
大阪城を出てからは大阪の中心へ。中之島公園から御堂筋、道頓堀。グリコ、かに、くいだおれ、とお決まりのおのぼりさんのコースを行く。



■通天閣
道頓堀からアーケードの商店街を通って南へ。日本橋から通天閣へ行く。通天閣とその周辺をちょっと自転車で回ってみたがなかなか味わいがある。串焼きを食べてみたくて観光客向けの店で串揚げ10本セットを食べてみた。



■輪行で奈良へ
予定では生駒山麓の石切駅まで自走するつもりでいたが、だいぶ時間も経ってしまったので近鉄奈良線の鶴橋駅から輪行することとした。通天閣から四天王寺の横を通り鶴橋駅へ。ガード下はコリアンタウンになっている。ここでおやつのチヂミを買った。
鶴橋駅から急行近鉄奈良行きに乗車。生駒山の麓を上っていくときには大阪の街まで見渡せる。
■奈良県に
生駒トンネルを抜けて生駒駅に到着。さっき買ったチヂミを食べて奈良へ向かう。ここからはずっと下りかと思っていたら上り返しにあう。ピークの帝塚山大学の横で奈良市に入る。
さっきまでは良く晴れていたのに雲が広がってきてポツポツと雨が降ってきた。古の雰囲気があるR308で尼ヶ辻を通り、雨雲の下を外れると奈良市街手前のホテルに到着した。

■奈良公園
ホテルで一休みして、日没までちょっと時間があるので奈良公園へ向かうことにした。旧奈良駅舎を見て奈良公園へ。あちこちに鹿が出没しだし、観光客の後ろを付いて歩く鹿もいる。
猿沢池から興福寺、そして東大寺へ。ヘルメットをかぶっているとよく犬に吠えられるのだが、鹿達も物珍しそうにこっちを見ている。ツーショットで撮影。
東大寺大仏殿横から二月堂・三月堂へ向かったが、もう日没になったのと行く手が階段になっていたので引き返す。
奈良駅へ戻る途中、商店街の中に老いた鹿が一頭悠然と歩いていた。普段もこんなところまで来ているのだろうか。
すっかり暗くなり、寒い中をホテルまで戻る。

■ホテル
今日の宿は修学旅行にも利用されているため、3~4人部屋としても使われそうなとても広い部屋だった。
空きスペースにBD-1が余裕で置いておくことができた。