07/04/30 千里浜なぎさドライブウェイ

2018年3月21日サイクリング

千里浜-なぎさドライブウェイ-羽咋健民自動車道-志賀町-和倉温泉-七尾-百海-能登館山シーサイドライン-氷見駅
88km
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北陸ツーリング最終日、今日は千里浜から和倉温泉、七尾と能登半島を横断して富山湾に出て南下する。夕方、高岡駅からの指定を取ってあるので、時間によって氷見線のどこかの駅から輪行する予定。
3日目の今日もいい天気が続く。まず今日の一番の目的である、海岸を自動車で走れることで知られる千里浜なぎさドライブウェイへ。今浜ICから千里浜ICまでの約8kmの砂浜である。
十数年前に観光バスで通ったことがあるが。砂の粒子が細かく引き締まっているので波打ち際ギリギリまで走ることができるのだ。自転車で走れるのかと思っていたが、ロードで走っているページを見つけたので大丈夫だろう。
海岸へ出る。遠くに走っている車がぽつんと見える。朝早いので閑散としている。


いよいよ走り出してみる。砂にはめっぽう弱い小径車だが、ちゃんと走れる。感じとしては舗装道路に濡れた砂がうっすらと積もっているようなもの。
ただし、乾燥して白くなったところは普通の砂と同じで走れず、波打ち際の濡れているところは重くなる。
褐色の半渇きのところが良い。


すぐの場所では浜茶屋が並ぶ。その先には川に注意の標識がある。川は見えないが水量が多いと流れてくるのだろうか。


車がよく走る場所はローラーでならされたように凸凹がなく、とても砂浜とは思えない。めったにできない経験で喜び楽しみ走ることができた。


最後の方で砂がだいぶ乾いていて走りづらくなったので、サイクリングロードに戻る。休暇村能登千里浜荘の先で昨日から走ってきた能登海浜自転車道は終わるが、続いて羽咋健民自動車道となる。このサイクリングロードは北陸鉄道能登線の廃線跡である。
街を抜け、岬をまわる。粗い岩浜が波に洗われ、岩の上には鳥が羽を休めている。この区間はかなりのおすすめコース。


サイクリングロードは内陸へ。雑木林の中の直線道には照明がずらりと設置されている。
志賀の街へ入り、「道の駅ころ柿の里しか」で休憩。今日も暑くなってきて半袖になる。


次は能登半島を横断し能登湾、和倉温泉へ。自転車道から別れてそう厳しくはないアップダウンをゆく。田植えでは子供たちの姿が多く見られる。


能登道路徳田大津ICから下ると田鶴浜、国道を少し走るが
海側の道に逃げて七尾西湾と能登島を左に見る。
ここで地図にはなかった湾沿いの新道に出て和倉温泉へショートカットすることができた。


和倉温泉では有名な加賀屋の玄関を見学。11時でチェックアウトしていくお客さんを見送りしている。


能登島大橋で能登島にも渡りたかったが今日はパス。七尾へ急ぐ。七尾フィッシャーマンズ·ワーフ能登食祭市場で昼食。


七尾からR160で標高100mの峠越え、トンネルを抜け、富山湾百海の街へ。思ったより楽に越えられた。

ここからは能登立山シーサイドライン。ツーリングマップルでも、おすすめの道になっている。
「道の駅いおり」で休憩して、時間を考えて最後は氷見駅までに決めた。


最後の区間は次第に車が増え、アップダウンもあり、太陽を前にして眩しく、3日間の疲れも累積しているがのんびりと走り、「道の駅氷見 氷見フィッシャーマンズ·ワーフ海鮮館」、そして氷見駅にゴールした。


列車の時間がまだ開いていたのでちょっと市内見学。氷見は藤子不二雄(A)の生誕地で町中に忍者ハットリ君らの像があちこちに立てられている。川の上のからくり時計も人気スポットである。


氷見駅に戻り自転車を畳む。氷見線で雨晴海岸を眺め
高岡駅へ。帰りの「はくたか」車内からは立山連峰を見ることができた。

天気に恵まれ、そして3日間ともイベントがあって楽しいツーリングであった。